短編1
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◆極短◆木から垂れる

小学校の時の話。

僕はただ何となく針金かなんかで校庭の木をグリグリしていた。

机の穴を消しカスで埋めるみたいな、特に意味や目的の無い遊びの感覚だったと思う。

それで、その木にちょっと穴が出来たので、そこに針金を突き刺してみようと思いきり針金を降り下ろした。

するといきなり

「ウぉォーン!!」

という唸り声が辺りに響いた。

僕は驚きしりもちをついて、木を茫然と眺めている。

針金が突き刺さった木の幹から、赤い液体が一筋静かにツターッと流れていた。

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