短編2
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母の実家

数年前の夏休み、お盆ということで母方の実家にお邪魔することになりました。

母は実家で金縛りに合う事が多かったらしく、そこは霊の通り道的な所だったみたいです。

母に「金縛りの時って、目を開けると霊が見えるって本当?」と聞くと、母は「3人位見たよ」って。

当時、そんな事を忘れていた私は電気を真っ暗にして、布団に入って寝ようとしました。そしてその時、私も金縛りに遭遇しました。

もう本当に腕とかも動かないし、なんだか胸の辺りが重たくって眠れない状態。

私は必死に「どうしよう!!、どうしよう!!」と考え込み、閃いたのがテレビでとある芸能人が

「金縛りの時は心の中でお経を唱えると楽になる」と言っていたのを思いだし、必死に唱えた。

すると少しずつ胸が軽くなって、もう大丈夫かなと気を抜いたら急に睡魔がきて寝ました。

そして気が付くと、真っ暗な部屋の中で私は横になっていて、兄が一人立っていて、他は真っ暗で何も見えないのに兄だけが青白く光っていて、ずっと「ブツブツブツブツ(聞き取れない)」

って何かを呟いていた。

私は気味が悪くなって、「電気を付けて」とお願いするけど聞こえていない様子。

何度もお願いしても無視。だんだん腹が立ってきて、「ねえ!電気付けてや!」と叫ぶと同時に起き上がって、そこで夢だと気付いた。

「ああ、気味の悪い夢だったな」と思いながらまた寝ようと仰向けに寝ると、そこの天井に、夢の中の兄と同じように青白く光りながら天井から顔だけ出して私を見ている女の顔。

私はあまりの恐怖に「これも夢であって!

」と思いながら気絶して、気が付いたら朝。

あれから天井を見ながら仰向けで寝れない。

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