短編2
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弟だけは・・・

私は14人兄弟の末っ子

物心つく頃には兄姉達と毎日狩りに出かけ

とにかく生きるのに必死でした。

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でもそれが私の常識だったし日常だったからなんの不満もなかった

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弟?が産まれるまでは・・・

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ある朝またいつもの様に狩りの支度をしてると

突然、元気な泣き声が

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その声の方へ向かうと

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むちゃくちゃちっちゃい生き物が

むちゃくちゃちっちゃい指をくわえながら

潤んだくりくりの瞳で私を見てる。

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これほどカワイイものなの?

と生まれて初めて人間の赤ちゃんを見た

私に芽生えてた物は母性????

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次の瞬間

「この子を守りたい。」

「こんな所にいちゃいけない。」

咄嗟にその子を抱いて家を飛び出す私

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でも運命は私を許してくれなかった。

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家を出た私の前には

偶然通りがかった馬に乗った夫婦と

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凶器を持った私達、家族の姿が

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「キャーッ!!」

そのまま女は兄姉らに馬から引きずり落とされ

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そしていつもの様に

「ヨシ、男を捕まえろ!!」

と私に命令する父!!

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「・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・」

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でも私は捕まえなかった。

「ヤッパリ人が人を食べるなんておかしい(涙)」

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それから数日後

400人の兵と100匹の追跡犬が

私たちの家(洞窟)を探し出し全員逮捕

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裁判をする事なく父兄達は両腕両脚を切断され

それを見せられていた私達も今から火あぶりにされます。

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民衆:「ビーン一族の血は残すな!(怒)」

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