短編2
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モテ期

俺は今モテている。

相手は会社で受付嬢をしてる女だ。

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周りからは何で「アイツなんだ?」って疑問と

男性社員からの強烈な嫉妬の目を全身に受けながら

俺は彼女からの熱烈アプローチを受け続けている。

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「迷子になった(涙)」と泣きながら俺に電話してきたり

「ヤッター!」と突然俺に抱き付いてきたり

「お弁当作ろうか?」とか言ってきたり

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天然で

甘え上手で

笑顔が可愛い

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そんなドラマでしか見た事なかった

ベッタベタのぶりっこ行動も

本当に何の照れもなく

堂々と自分だけにやってこられたら?

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そして仕事の帰り際誰もいなくなったオフィスで

目に涙をいっぱいためてからの

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彼女:「好き・・・・」

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こんな事言われれば

いくら俺とはいえ気付けば・・・

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~次の日~

ベッドの中で昨日の思い出に浸りながら

目を覚ましてきた彼女に

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「何で俺なんかと?」

そう聞くと

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彼女曰く俺が全然自分に興味を示さなかった所らしい

と言うのも俺には5年付き合ってる恋人がいる。

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その恋人に自分が負けてる?

そう思う事がどうしても許せなかったとの事。

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そんな俺の目を見ず話す彼女の横顔はどこか

やりきった感と言うか醒めた表情と言うか

「もう俺には興味ないんだろなぁ」

そんな気持ちを感じてた時

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突然、一人の屈強な男が部屋に・・・・

そして弁解の余地なく

その男からの数時間にわたる殴る蹴るの暴行。

更に車に乗せられ山奥に連れられる俺に

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屈強な男:「もう浮気するんじゃねえぞ!」

俺:「うん。もう女はこりごり」

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そう言うと二人は元の顔が分からない程腫れ上がってる受付嬢の死体を山奥に埋めました。

Concrete
コメント怖い
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そちら側の趣向の方でしたか(笑)

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うわぁと。眠気覚ましに呑んでいたコーヒーを吹いてしまいました。
早朝から拭き掃除を余儀なくされた私。
一気に覚醒いたしました。
眠い目をこすりながら、傲慢にも ありきたりなベタなオチ?を予想していました。
そっ、そうだったんですね。
作者様「申し訳ございませんでした。」

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おぉぅふ、何と言う事でしょう( ¯―¯٥)

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まさかの展開に、吸ってたタバコを落としました...笑
こういう話すごく好きです(^^)

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