死にたいけど死にたくない

短編1
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死にたいけど死にたくない

私はは小さい頃弟と一緒に休みになるとじいちゃん、ばあちゃんの家に泊まりに行くのが日課になっていた。

おじいちゃんは私と弟をとても可愛がってくれた。

毎朝自転車で公園に行くのが日課になっていた。

日曜日にはもっと遠いところまでサイクリングに出掛けたりもした。

いつもおばあちゃんはその間朝ご飯を食べ切れないほど作って待ってくれている。

そしておじいちゃんは運動した後の朝ご飯は美味しいなって言って4人で食べている。

ある日公園にサイクリングに行った時だ。

ラジオ体操をする人もいれば独自のストレッチを行う人もいていつもの朝だな〜と思っていた。

でもいつもと違うのは段々悲鳴や叫び声が聞こえてくる事だ。

私とおじいちゃんは何だ何だ?と自転車を止めた。

見ていたら黒い煙がどんどん出てきて咄嗟に火事だ!と思った。

でもそれは人だった。

怖くて私は逃げた!おじいちゃんも見るな!と言ってその場から離れた。

私は怖くて怖くてどうしていいか分からなかった。

その焼身自殺をした人は助かったそうだ。

救急車で運ばれ、病院に着いた時は生きるか死ぬかの瀬戸際だったらしい。

先生が生きる為の治療をしますよ!と言ったら、はい…と言ったのだそうだ。

ただ気管が火傷をしてる為急に亡くなる事もあるらしい。

だが生き延びた。

なぜこんなに詳しいのかって?

母のいとこだったからだ。

Concrete
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