中編3
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赤い道と青い道。

あれは20年以上前の事。ある心霊スポットに親友の匠(今は消息不明です。(涙))と匠の彼女とその友達の女性と四人で行った時の話。

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暑い日の夜だった。四人で自己紹介して当時流行っていたビーチ・ボーイズやチューブを聴きながらドライブをしているとコワイ話に。そして匠の彼女が心霊スポットに行きたいと言い始め仕方なく匠と二人でどこに行くか話をしてドライブも兼ねて埼玉の有名なスポットに決定。俺はマジで嫌だった。テレビで見たときに、他の人には見えてない、この世の者ではない男性を見たから凄く不安でした。

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それでも車の中では四人で凄く楽しく過ごしていました。おれは運転しながら話に参加しながら、匠が上手く話を盛り上げてくれている事に感謝してました。俺は人と話すのが苦手だったから凄く助かりました。スポットに行く途中コンビニにより飲み物を買い、車に戻ろうとすると凄い寒気と隣に何かが寄りかかっている感覚が。良く見なければわからない位に透けた女性でしたが、一瞬で見えなくなり匠の

『大丈夫か』

の一言で我に戻った感じでした。気が重くなりながらも段々と近付くにつれて無口になり、やっぱり帰る?など聞きながらもスポットには近づいて行き、あと少しの所で彼女の友達が

『私結構見えちゃうんだよね』

と意味深な発言をきっかけに、俺以外は楽しそうにスポットに到着。当たり障り無いようにまわりに合わせ付近を探索。別に何もない。少し気が抜けた。だが彼女の友達が何故か俺にあれ見てと指差した先にはカーブに設置されているミラーだった。ミラーに写っていたのは顔が潰れている人だった。性別まではわからなかったがコワイと言うより、うゎ痛そうってのが素直な感想でした。

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その後何も知らない匠と彼女が何にもでないね~と笑いながら戻って来ました。俺が見たものを伝えようとすると、彼女の友達が口に手を当てて言うな。みたいなポーズをとったので俺は何も言わずに明るく振る舞い帰る事になった。帰り道は匠と彼女が後部座席に座り彼女の友達が助手席に。匠と彼女が寝てしまい、俺は彼女の友達(さとみ)と二人きりに。

さとみは、俺が色々な経験してると、聞いたらしく話したくて今回のメンバーで集まる事になったんだって(笑)俺だけが知らんかったんか~と話していた。

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するといつのまにか、Y字路に?来たときには通ってない筈なのにしかも片方は本当に青い光が照らしているかのような青い道。もう一方は街灯の灯りが赤いのか真っ赤な血のような光が照らしているような赤い道。何故か後ろから誰かが迫って来ている感覚とさとみの止まらないで~の声で、青の道へと。車はかなりスピードが出てましたが、その間回りの景色など見る余裕もなくただ大きな通りに早く出て欲しかった。体感ではかなり時間がたっていたが実際は数分もしかしたら数秒だったかもしれなかった。少し走ると来るときによったコンビニが。

喉がカラカラだった俺は車を止めコーヒーを2本買いさとみと話をしていた。

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さとみに何で止まらないでって言ったのって聞くと私言ってないよ。徹人と話た後の記憶無いんだけど。そしてさとみに赤い道と青い道があってって話していると何で青い道に行ったのと聞かれ赤い道の奥の方にカーブミラーに写っていた血だらけの顔の潰れた人が居たからと言うと。匠と彼女が車から降りて来て徹人口説くなよ~の声で気が抜けて、さとみと大笑いしていた(笑)

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追伸

分岐点で間違っていたら俺たちはどうなっていたのですかね。もしかして赤の道が正解だったら?と考える事があります。俺は青い道を通り抜けるまでの体感時間とガソリンの減り方を考えると1時間以上走っていたはずなんです。メーターの距離数も180キロ以上走っていたし…

その後さとみと一度だけ合って話したんだが

俺と話した後。の話をしていると話が合わない。詳しく聞くと俺と自己紹介の時話してから記憶無いんだと………

俺は誰と話してたんだ?あの透けて見えてた女性だったんかな~何て思う今日この頃(笑)何にしても生きててよかったよ。

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