短編1
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ソファー

中2のとき

墓地の隣のマンションに住んでいた

深夜3時頃、目が覚めちゃって

自分の部屋から出て

キッチンに向かった

長い廊下の右側にキッチンの入り口があって

突き当たりにはソファーがある

そこに男の子が座っていた

窓のカーテンが閉まってなくて

逆光でシルエットだけ見えたけど

男の子だと解った

「お兄ちゃんかな?まだ起きてたんだ

どうしたんだろう

こんな真っ暗な部屋で……」

そう思いながら廊下を歩いた

ソファーに座った、お兄ちゃんらしき人影は

見つけたときから、ずっと

真っ直ぐ私を見つめている

だんだん近づくにつれて

人影が、ふわーっとしだした

顔が見えそうなぐらいで人影は溶ける様に消えていった……

怖いというよりも

すごく不思議で

私は、そのまま

しばらく立ち止まった。

その頃、兄は自分の部屋で寝ていたらしい

アレは一体、誰だったんだろう。

怖い話投稿:ホラーテラー マヲさん  

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