短編1
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大好きだから

「はぁぃ!ちぃず!!」

転校するT子との最後のプリクラ

「ぁっー!もぅ。。転校とか、やだよー!!離ればなれになるぅー!!」

D子が 泣きながら叫ぶ

「大丈夫よ!メールとか電話もできんじゃん!」

T子が D子の頭を撫でる

「明日…だね…。転校しちゃうの…。」

D子。

「そうだね…。泣くなよーあんたと、あたしは、ずっと親友だってばぁ?」

T子。

その言葉に感動して また泣きだす D子。

「笑お。あんたのこと大好きだから」

T子。

「うん…!」

微笑むD子。

「このプリクラ大事にするから!」

そして 翌日。T子は私の前から消えた。

一週間がたち

変わったことがある。

メールとか電話もしても

返信もないし電話にも、でてくれない。

またメールをT子に、うってるとき、いきなりT子から返信がきた。

「後ろみてみ。」

あたしは後ろをむいた。

言葉が…でない…

そこには T子がたってた。「久しぶり。元気?あたしさ、車に乗ってるとき事故ちゃってねー。しんじゃった」

私は あいた口がしまらなかった。

「T子!」と叫びたくても叫べない。ただ…涙があふれて、止まらないだけだった。

「見て。あんたとのプリの待ち受け」

怖い話投稿:ホラーテラー 萩さん  

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