短編1
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生き地獄

「まじさ、学校くんなよ。お前。」

いつからか 知らないけど 私は虐めに あってる。

普通の虐めじゃない。

「これ。虫とってきたんだよ。」

給食の スープにいれられた。

「こっから落ちてみろよ」窓から何回も落とされそうになった。

それに…

先生も 私にだけプリントをわたさなかったり、私にだけ、扱いがひどい。暴言もいってくる

もう死のうかと思ってるとき、声をかけてきた少女がいた

「だ…大丈夫…ぅ?」

私は黙った。

つーかなんか涙がでてきた「なんで話かけてくんのよ」

「ひどいことされてるの、見てらんないもんっ…。」 こんな 虐めが始まって 話しかけられたのなんか 初めてで…。嬉しくて、たまらなかった。

「あたしでさ、いいなら相談にのってあげるね」

「…。ありがとう…。」

教室に戻ると、私の机に花瓶にささった花があった。

菊の花――

「なによこれ…。」

「あっれえ?あんた死んだのにねぇ…」

皆が私を見て笑う。

その時――

「やめなよ!!」

あの少女だった。

「水につけるのは花じゃなくて…この子でしょう…?」

私にむかって指をさした

―――!!??

続く

怖い話投稿:ホラーテラー 月子さん  

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