短編1
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忘れていた人形

さっき友達から仕入れた話です。

言葉が矛盾していたりしたらごめんなさい。

ある少女(仮にS)は誕生日に日本人形をもらいました。

だけどSはその日本人形がどうしても気にくわなかった

…いや…恐ろしくてたまらなかった。

なぜなら、その日本人形が自分とともに成長している…そんな気がしていた。

日に日に大きさや髪の長さ…表情までもが変わっていく…

気のせいなどではなかった。

その恐怖に耐えられなくなったSは押入れの奥にしまい込んだ。

それからどれほど月日が流れたであろう。

Sはすっかり日本人形のの存在など忘れ15回目の誕生日をむかえた。

皆で楽しく祝ってもらいSの心は満たされていたはずだった。

そんな中。

ふと思い出したのは10年前の誕生日…

もらった日本人形の事…

Sは人形のことが気になりしまい込んだ押し入れをあけ手を伸ばし硝子ケースにはいっていた日本人形をとりだした。

Sは人形をみて唖然とした。

『なに…こ…れ…』

誕生日にもらつた面影なんて何もなく、伸びきった髪は硝子ケースの半分まで埋めつくし…

憎悪の表情でこちらを睨んでいた。

Sにそっくりな顔で…

ベタな話ですが最後まで読んでいただきありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー セクシーダイナマイトさん  

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人形は怖いね。
人形は魂宿るって言うから絶対に置かないよ。

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