短編2
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壁をのぼる何か

「深夜の人影」を書いたものです。同じ本で読んだものを1つ思い出したので書きたいと思います。

Aさんは、なりたての看護婦でした。

ある日患者の1人がトイレの窓から飛び降り自殺をしました。もう自分が治らないと悟ってしまったそうです。

それから数日後、Aさんはもうそのことをすっかり忘れていました。

Aさんは車に乗ろうと駐車場にいきました。

何かの気配を感じあたりを見回しました。

よく見ると病院の壁に何か人のような黒いもやもやがへばりついていました。

Aさんは疲れていたこともあったので自分の見間違いだと思いこむことにしました。

次の日、昨日のことを思い出し同じような時間にいってみると、またありました。

しかも、気のせいか「それ」は昨日より上に上がっているようにみえました。

Aさんは少し怖くなりましたが、気にしないように心がけました。

それから、見るたび見るたびに少しづつ上にのぼっていきました。

そしてAさんは気がつきました。

「それ」が向かっている先が数日前に患者が自殺したトイレだということに。

そして、「それ」はとうとうトイレにたどりつきました。

Aさんはなぜか気になって見にきてしまいました。

「それ」はトイレについた瞬間、まっさかさまに落ちていきました。

そして数日後、Aさんは駐車場で見ました。また壁をのぼり始めた「それ」を・・・。

怖くなかったらすみません。

長文でしたが読んでくださってありがとうございます。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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