短編1
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黒い兎

少し長くてすいません。

高校1年の時、高校から仲良くなった連れのIの家にテスト勉強のためTと2人で泊まりに行った。

夜中に腹が減ったので近くのコンビニにカップラーメンを買いに行きIの部屋で食べることに。

2階の部屋に戻りお湯を入れるために1階のキッチンへと降り順番にお湯を入れ、2人は先に戻り、自分が最後にお湯を入れたので電気を消し、いちいち廊下と階段の電気を付けるのも面倒だったのでカップラーメン片手に外の薄明かりの中戻ることに。

階段を上がる前に何気なく廊下に目をやると、廊下の突き当たりに黒い兎がいた。

兎を放し飼いにしてるとかすげぇなぁ〜と思い完全に無視をし、そのまま部屋に戻った。

部屋に戻りとりあえず何気なく兎のことを連れに言うと場の空気が変わった。

「えっ?なんで?」とラーメンを食べながらIが言い、続けて「昔廊下で籠に入れて飼ってたけど中学の頃に足怪我して死んだって。おまえにそんな話したか?」一瞬で鳥肌が立ち、

何で家の中で放し飼いなのに犬だと思わなかったのか、飼っていた場所とほぼ同じ場所だったことに3人でびっくりした。

特に確認しに行くこともなく部屋にはラーメンをすする音が響いていた。

怖い話投稿:ホラーテラー ぱにーにさん  

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