中編3
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香織。

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6月の末に自殺未遂をしてしまい

我ながらなんて迷惑な事をしたのだと思いましたが...

その時身に起こった事をお話しようと思います。

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未遂を起こす3日程前から

所謂、植物状態の元親友(後で書かせていただこうと思います)が毎夜毎夜私の元へ現れ

オマエダケ...オマエダケ...ワタシノモノ...

ワタシノモノ...ナラナカッタ...

クヤシイ...クヤシイ...と耳元でブツブツ呟くのです。

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聞きたくない

聞きたくない...

眠れない...

寝たい...もう疲れた...と思って居ると

「良いんだよ...」

「もう楽になって良いんだよ...?」

「大丈夫だよ...生きてて良いことないよ...」

と元親友が優しく囁くのです。

私も頭がボンヤリしてきて、そうだよね。...楽になろっか、もういいよね。...良いんだよね...なんて普段思いもしないような事を考えながら取り憑かれたように家中の痛み止めやら風邪薬やらサプリメントを大量に飲んでいました...

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飲んだ後におじじ(彼氏)に電話して

「今とっても安らかな気持ちなの...この身体、香織にあげるんだ...」

「香織って誰だよ!?」

「えー...元...し...んゆ...」

「はる!?はる!!!!!どうした!?何した!!!!!」

「.........ごめ...もう...お、き...て...らえな...あ...」

「意味分からん!!!!!しっかりしろ!!!!!」

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この後救急搬送されたそうですが

何かに...香織に、意識?私自身を引っ張られている感覚があり、尿道カテーテルを挿入されている自分を上から見下ろして居ました…

これヤバい!!!!!噂の幽体離脱ってこれやん!!!!!やだ!!!!!香織!!!!私まだ大切な人がおるん!!!!!辞めて辞めて!!!!!

と必死に訴えかけて居ました。

香織の声がして、

「ズーットイッショッテ ...イッタヨ.....」

「ネェ...シヌトキモ...イッショニシヨウヨ...」

「ダイジョブ...イタクナイ」

やだやだやだやだ!!!!!

嫌だ嫌だまだ生きていたい!!!!!

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どうやら香織は消えた様でした...

私はそのまま眠りにつき2日後に救急病棟にて目を覚ましました。

横にはママ...お迎えに来た様です。

ムスッとした顔で私を見て何も言わずに私の家に帰りました。

帰宅するとおじじもやって来ました。

おじじは事情が分からずママに対して申し訳なさそうな表情でしたが、ママが一言

「今に始まった事じゃないから気にしないで〜(笑)変なモノに憑かれてるから(笑)」

「え、でも、ホント近くに居たのに何も出来ず申し訳ありませんでした...」

などと2人で1時間程会話をして、おじじは帰りました。ママは私の家にお泊まりです。

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ママは何も聞かないよ、と言って翌日帰りました。

信じて貰える事なんて視える方にしかないかと思いますし、嘘だと思われるのも辛いので香織の存在について誰にも話した事がありません。これから先もずっと言うつもりもないし、お祓いにも行くつもりもありません。

今回は精神的に参りそうだったのでこちらに書かせていただきました。植物状態の人の念は強いのでしょうか…もう2度とこんな目には遭いたくありません...。

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