短編2
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Aさんはある悪戯が大好き

でした。

どんな悪戯かというと、

レストランに例えば4人

で行ったときに大抵店の

ウェイトレスは

「4名様ですね?」

と確認しますが、その時に

Aさんは

「なんだと?よく見ろ5人

だろうが!」

というような悪戯が大好き

でした。

友達からは止められましたが

Aさんはそれが大好きだった

ので、友達に反発していました。

ある時、Aさんは一人で

レストランに入りました。

そのウェイトレスは

「いらっしゃいませ」

と水をAさんとAさんの前に

2つ置いたのです。

Aさんは

(間違えたんだろう...)

と気にせずに、カルボナーラ

を注文しました。

しかしそのウェイトレスは

「お待たせいたしました」

とカルボナーラを2人分

持ってきたのです。

Aさんはウェイトレスに

「オイ、なんで俺は一人しか

いないのに2人分運んで

きたんだ!!」

ウェイトレスは

「あれ...?さっきまで二人

でいたのに...」

と首を傾げたのでした。

「もういい!」

Aさんは怒ってそのレストランを

後にしました。

そしてもう一件別のレストランに

入りましたが

そこでも水を2人分Aさんに

持ってきたのです。

Aさんは恐ろしくなって

家に一人で引きこもる

ようになってしまいました。

数日後、

Aさんは

「このままではいけない」

と思い、すがすがしい朝に

河辺を歩くことに。

するとあまりにも美しい

小鳥のさえずりや、

水のせせらぎがAさんを

元気づけ、

Aさんは何をあんなに

悩んでいたのかと馬鹿馬鹿しく

思えてきたのでした。

そしてすっかり元気になった

Aさんは帰りがけにある

レストランで食事をとる

ことに。

いつも向かい合う席に座って

いたのがいけなかったのかも...

とAさんはカウンター席に

腰を下ろしました。

するとウェイトレスが来て

「いらっしゃいませ」と

Aさんの前とAさんの隣と

隣と隣と隣と隣と隣に

水をおいたのでした...

怖い話投稿:ホラーテラー れいら-!さん  

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