短編2
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腐った牛乳

私は中学の教師

数学を教えています

私はうざい先生と言うことで有名でした 女の子に極端に優しくし 男に極端に叱ったりしていたからでしょうか それとも私の顔がカバのようだったからでしょうか それとも私の吐く息が腐敗臭だったからでしょうか

とにかく 私は嫌われた先生でしたいや今も嫌われていますがね

生徒を叱っても ヘラヘラして誰も真剣に聞いてくれないのです

そんな私の怖かった話

その日は卒業間近

最後の給食の日でした

その日悲劇は起こりました

この子達とは色々あったがこれが最後の給食か

なんだか感慨深いものがあるなあ

ふとそんなことを頭に過ぎらせ この子たちとの最後の給食を味わい感傷的になっていました

そう‥…あの時までは

牛乳を口に含んだ時

…‥…!!!!

それは腐った牛乳でしたおそらく何週間か前の日の牛乳をずっと放置してそれをすり替えられたのでしょう 私は水道に走り 吐き出しました 何回か口を濯いでも口の牛乳の風味が残って なかなか取れませんでした

教室に戻り 鬼の形相で 怒鳴りつけました

しかし それは無意味でした どいつもこいつもへらへらへらへらと‥…

犯人探しをしようと思っても数日後には卒業式

結局これは迷宮入りしてしまいました

卒業式の後 私は久しぶりに泣きました 犯人を叱れなかった悔しさ

やっと奴らと離れられる嬉しさ その他色々な思いが込み上げてきました

この一件から私はどんな幽霊よりも怖いものを知りました

それは 人の恨みです

これ以上に怖いものは

この世に存在しないと信じています

今 私は自殺のことだけを考え毎日生きています

怖い話投稿:ホラーテラー 亘さん  

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