短編2
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父 後編

父は爆睡できた。

だけども…それも数日で終わった。

いつものように二階に上がり寝ようとした時。

いつものように下では竹刀を叩く音や笑い声が聞こえていた。

すると、「カチャリ」と居間のドアが開く音がした。前の家の階段はUの字を描くような設計だったのだが、その階段を這うように…「パシッパシッパシッパシッパシッパシッ」と父の眠る部屋に向かってくるのだという。

父はもうヤケになり布団を頭までかぶって寝ようとしたが、とうとう父の寝る部屋についたらしく、ラップ音がなりだしたのだという。

それからは下に寝ようが上で寝ようが、意味が無くなってしまった。

それからまた不可解な事が起こった。

二階に行くと換気扇の一部が外れていた。

それをつけようとするが、その換気扇がハメゴロシだと気づく。

ハメゴロシとは部品が外れないように壊さない限り外れない設計の物をいうらしい。

しかし外れていた部品は壊れてはいなく、どおやって外れたのか未だにわかっていない。

二階で寝ていた時、激しい揺れで目が覚めた。

棚の物は落ちて父は急いで逃げようとしたが部屋を出て気づいた。

他の部屋は揺れてない。

自分の寝ていた部屋だけが揺れていた。

一階で寝ていると、今日はラップ音がなっていない…。

珍しい事も有るもんだと寝付こうとしたら、顔以外全てを無数の腕が掴みかかって押さえつけた。

ビックリしてバッと起き上がるが無数の腕は消えていた。

何度もソファーを調べたがビックリして目が覚めてしまったという。

それからもラップ音がうるさい時に「うるせー!!」「黙れよ!!」と言うと止む事がわかり、ラップ音が酷い時に、「うるせー!!」と叫ぶとバツっと停電した。

テレビしかつけて無かったから停電なんてあり得ないと焦っていると、月夜に目が慣れて辺りを見ると、大勢の人影が所狭しと立っていた。

ソレらの視線が全て父に向けられていた。

父は気を失い、気づくと朝だった。

ブレーカーは落ちてはいなかった。

それから引っ越そうと思いアパートを探し家を売ったという。

それからあの家には今…新しい人が住んでいる。

あの家は一人になると危ない家です。

父の体験した話でした。

文下手ですいません(;´∀`)

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名希望!さん  

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