短編2
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天井裏の生活

Cさんは、夏休みの期間だけ、アルバイトをしようと決意しました。

仕事の内容は、とある管理小屋の天井裏に2週間生活するだけで、84万とゆう、超高額のアルバイトでした。

仕事の意図は、人間の精神の限界を図るための実験だそうです。

光の全く差さない天井裏に果たして、2週間も人間は生活出来るのだろうか?

食料すら、下の小屋に降りなくてはなりません。

しかし、小屋のベッドには、気が狂った女がナイフを握りしめて狸寝入りをしているのです。

見つかれば、殺されてしまいます。

女は規則的に外回りをするので、その隙をついて冷蔵庫からありったけの食料や水分などを補給し、天井裏に運びます。

しかし天井裏は蒸し暑く、冷蔵庫も無いため、一度に持っていっても腐ってしまうのです。

ある時を境に女は全く外に出なくなりました。

そして、時々、思い出したように発狂するのです。

しかし、それは私にとっては好都合でした。

そのたびに気を失ってくれるので。

十分に水分補給が出来ます。

再び、天井裏にもどり、板を閉めようかと思ったとき、その女と目があってしまったのです。

私は急いで顔を引っ込めましたが、その女は、気が狂ったように暴れ出し、ドンッドンッと下から突いてきます。

私は余りの恐怖に腰を抜かしてしまったのです。

そのあとまた、発狂を繰り返し、罵倒を投げかけてきたのです。

そのあとは再び、気を失い、もう二度と覚めることは無かったのです。

その女は自分の首にナイフを突き立てて死んでいたのでした。

怖い話投稿:ホラーテラー くじらUFOさん  

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