ストーカー イン ブリーフ(一部改編)

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ストーカー イン ブリーフ(一部改編)

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「わたしはねー、ん~っと、トランクス派かな」

そう言って、化粧の濃いママのアケミが、

吸いかけのタバコを灰皿においた

「ルミはどうなの?」

アケミが、隣で微笑む花柄のワンピースを着た

ロングヘアの女性にふる 

目鼻立ちのはっきりした美形だ 

歳は20台後半くらいか 

ただ何か幸薄い雰囲気を醸し出している

「そうですねえ、、、」

肩にかかった髪をいじりながら、ルミは

目の前に座っている3人の男性の顔をサッと見渡すと、

サラリと言った

「ブリーフ派かな」

一瞬の間の後、一同は大爆笑

「え!何で?何でおかしいの?」

ルミは顔を赤くしながら、焦りまくっている

「ウソやろ、、、ブリーフなんてキモくないか?」

作業着姿のピアスをした若い男が

隣に座っている同じ作業着を着た角刈りの男と、

一緒に笑っている その向こう側に座る

色白の坊っちゃん刈の男も、顔を引きつるように

しながら、ニヤニヤと笑っている

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繁華街の雑居ビル1階にあるスナック「アケミ」

月曜日 午後11時 

カウンターだけの小さな店

今日は、

彼氏に履いてもらいたいパンツは?という

くだらない話題で盛り上がっていた

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「じゃあ、俺たち、明日早いから帰るわ」

作業着の男二人は会計を済ませ、店を出た

カウンターを片付けているルミに、

アケミがこっそり耳打ちする

「ねぇ、あなた、シゲルくんに何か話しかけてあげなさいよ」

シゲルというのは、カウンターに残った、色白の男だ 

1年前くらいからのお客で、

最初の頃はポツリポツリとしか来なかったが、

ここ2、3カ月は週4日必ず来ている 

詳しく言うと、月水金土の夜10時から 

これはルミの入る曜日と時間なのだ

どんなに鈍感な女性でも、

間違いなく自分に気があるということに気付くはずである

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シゲルは今年、40歳 もちろん、彼女はいない

流行りの言い方をすると、彼女いない歴=年齢というやつだ 

趣味はアニメ鑑賞 特にエバンゲリオンの大ファンで、

以前、ルミの「わたしもエバンゲリオン好きよ」という言葉で、

シゲルはますます彼女にはまってしまったようだ

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「ねえ、シゲルさん、ラングレーのフィギュア、

持ってる?」

ルミが笑顔で尋ねる 

ラングレーというのは、エバンゲリオンの登場人物だ

シゲルは俯いてしばらく考え、どもりながら答えた

「レ、レイなら、あるけど、

ラ、ラ、ラングレーはないなあ、、、ご、ごめん」

と言って申し訳なさそうに下を向く

「別に謝らなくてもいいのよ」

ルミはおかしそうに笑った

その後しばらくして、シゲルは会計をしてから店を出た

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ルミはスナック「アケミ」から歩いてすぐの、

古いアパートに一人暮らしをしている 

昼は近くのコンビニで働き、

週4日は夜、「アケミ」に勤めている

一間くらいの申し訳程度の居間と台所が、

ルミの城だった 

店から帰るとシャワーを浴び、軽く

食事をしてから、押し入れから布団を出し、

携帯をいじりながら寝る 

そんな単調な毎日を繰り返していた

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だだちょっと最近、奇妙なことが起こっていた

朝、仕事に出かけるときと、夜、「アケミ」から

帰ってきたときと、部屋の様相が違う気がするのだ

はっきりとどこがどう、ということは言えないのだが、

何か違和感を感じるのである

そこで一度、わざと居間のカーテンを開けっ放しにして、

朝、出かけてみた 

店のない曜日だったから午後8時にはアパートに帰った 

入り口の戸を開けた瞬間、ルミは愕然とした

なぜかカーテンはきちんと閉じられていたのだ

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「どうして、、、」

ルミは背筋が寒くなった

その日彼女は気を紛らわすため、缶ビールを

3本飲んだ 入り口の破綻を何度となく確認し、

早々と布団を敷いて寝た

しばらくは怖さのため、寝付けなかったのだが、

ビールが効いたのか、やがて寝入った

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どれくらいの時間が過ぎた頃だろうか、

ルミは変な物音で目が覚めた 

何かガサゴソというモノが

擦れあうような音だ

枕元の時計を見る 午前2時5分、、、 

音は間違いなく外からではなく、

部屋のどこかから聞こえてきている!

彼女は上半身を起こし暗闇の中、

懸命にその音の先を探った そして、ようやく

その出所に行き着いた

押入れだ!!

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立ち上がって電気を点け勇気を振り絞り、

押し入れの襖をそっと少しづつ開けた 

上の段はいつも布団を置いているところ 

音は間違いなく、下の段の奥から

聞こえてきている!

心臓はバクバクと早鐘のように鳴っていたが、

彼女は思い切って奥を覗いた

ー ????

shake

― いやああああ!

悲鳴とともにルミは尻もちをついた

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押し入れの奥の暗闇の中で、

色白の男が体育座りをしていた

ブリーフ一枚だけしか身に着けておらず、

片手にフィギュア人形を持ち、、、

傍らには

食べかけのスナック菓子やペットボトルが

散乱していた

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それはシゲルだった

彼はゆっくりと押し入れから出ると、

へたり込むルミの前に仁王立ちし

右手に持った

ラングレーのフィギュア人形を、

彼女の鼻先にゆっくりと突きつけた

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@むぅ
た、確かに、そうですね(´`:)

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@ロビンⓂ︎
ざーんこーくなーてんしのよーにー♪

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