短編1
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仕返し

wallpaper:27

満月の夜に、僕は路地を歩いていた

すると、道沿いのブロック塀に

まがれ

と書かれた紙が貼ってあったので、

そのとおりに曲がった

しばらく歩くと、また、

まがれ

とあったので、そのとおりに曲がって

腰を抜かした

突き当たりの電信柱で、スーツ姿の男が

首を吊って揺れていた

僕は、してやられた、と思った

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1年後の同じ日、同じ時刻、、、

自分の数メートル先で、

男が腰を抜かしているのが、

俯瞰して見えた

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薄れゆく意識の中で、

僕はしてやった、と喜んでいた

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