中編3
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学生寮

これは、私が大学の寮で暮らしていたときの話です。

それは夏休みにはいり、皆実家に帰り。

私 一人で寮にいました。

実家に帰るお金も無く 遊びに行きたいが 友達は実家に帰ってしまって。。

やることもなく毎日が過ぎました。

そんなある朝方 鳩が部屋に入ってきたのです。

夏場なので窓は開け、玄関も開けたまんま寝ていました。

ポッ ポッ ポッと鳴きながら 私の周りを回るのです。

目を閉じながら 可愛いなぁ。。と思いました。

あぁ そう言えば先輩が言っていたのを思い出す。

明け方 鳩が部屋に入ってくると。。

そうか他の部屋の窓が閉まっているので私の部屋に来たのか。

ポッ ポッ ポッ と私の周りを回る鳩。

寝ぼけていた私は いつのまにか寝てしまった。

誰かに言いたいが 誰もいない。。。寂しいな。。

それから毎日 明け方に鳩が来ます。

そんなある日 また鳩が来ました。

ポッ

ポッ

ポッ

可愛いなぁ。

まだ一回も姿を見ていない私は 見てみたくなりました。 が見てしまったら逃げてしまうのではないかと 思い。

我慢することに。。。

ポッ

ポッ

静かに聞いていました。

可愛いなぁ 可愛いなぁ。

ポッ

ポッ

ポッ

だんだん目が覚めてきた私は 聞こえてくる 鳩の声の異変にきずきました。

ポッ ポッ ポッ!

低いんです!ホォ ホォ ホォ

まるでおっさんが低い声で唸っているような。

ホォ ホォ オォ。。。

オォ オォ オォ

それは唸りながら回るのです。

私は怖くなり 目を開けれない。

オォ オォ オォ

オォ オォ オォ

それは足首に飛び乗りました!

ドン!

ビックリしました!体に力を入れますが。。。

痛い! しばらくしてからまた。。

ドン!

膝に乗ってきました!

目を開けてそれを見てしまったら きが狂ってしまいそうで 見れない。

見たくない。

ふと思いました 膝の次に落ちてくるのは。。。私の大切な所ではないのかと。。

もし股間に落ちてきたら 幽霊どころではない。と思いました!

。。。

。。。

。。。

。。。

ん?? いつまでたっても落ちてこない?

いなくなったのか。。。決心しました。目を開けます。

ユックリ目を開けると 同時に それは落ちてきました。

不意をつかれて 力を抜いた体に。。いや股間にドスン!

私は叫びました!

ウヒャ!うぅぅぅ。。

激痛で動けません!

私が唸っていると それは私の周りを回りだしました!

オォ オォ オォと言いながら!

私はそれを見ました。股間に落ちてくるときに!

顔だけの男性でした。。。

私は怖いより 痛みと 怒りが込みあげてきて!

雄叫びをあげました!

おぉぉぉ!

顔だけのおっさんを片手で持ち。

コォラァァァァ!

と言いながら 窓に力いっぱいなげました!

顔だけのおっさんはいきよいよく 隣の屋根にぶつかりながら見えなくなりました。

。。

股間を押さえて 朝早く立ちつくす私。。。

痛み 怒りの次は 恐怖より 悲しみが襲ってきました!

それいらいその幽霊は出てきてません。

終わり。。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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