中編3
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ストーカー

作り話です

長いですがよろしく

この前、学校から帰ってきて、家が留守なんで、そのまま留守番することにした。

で、一本の電話が来た

《プルルルルル!》

[ガチャ]

『もしもし?』

『……プツンッ ツーツー…』

こんなんが数分ごとにこんなんが続いた。

で、とうとうアタシも

ブチ切れて

《プルルルルル!》

[ガチャ]

『あなた!何なんですか!?いい加減にしてっ!!』 [ガチャン!]

で、五分位たったら

《プルルルルル!》

[はいっ何でしょうっ!?]

『…あははは…

あははは…あははは…

可愛いなぁ…僕、君が欲しくなっちゃった…

いま、一人でしょ?

一緒に会おうよ…キミの中学の門で待ってるよ

絶対に…きてねぇ!!』

アタシはこの言葉聞いた瞬間にぞっとした。

一人と分かってたなら、ずっと家の近くで見ていたのだ。

当然、アタシは絶対行かなかった、

一時間すると〔ピンポーン…〕

誰だろう?

のぞき穴を覗いた

アタシは急いで鍵をかけた。

すごく気持ち悪い男がいたのだ。

ずっと歯茎が見えるほど不気味な笑顔をして

目がチワワみたいな

デッケー目してて

吹き出物だらけの顔して。

すると音も立てて居ないのに、のぞき穴の向こうで手を振った、

『イヤァァッ!!!』

声を上げてしまった。

すると…

〔ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン…〕

『ねぇぇ、いるんでしょお?僕に会いたくないのお?寂しいなぁ…

寂しいなぁ…

ねぇ‥これからどっか行こうよぉ!そうだ、原宿に行こうよ、それで美味しいもの食べて、

そして僕たちは…ムフフ…やだなぁ僕の口から言わせるなんてぇ…

あははは…あははは…』

アタシは半泣きになって愛犬に抱きついた。

ドアノブが

[がちゃがちゃがちゃがちゃ…]

『もうやめてっ』

そう言った瞬間に兄が帰ってきて

今までのことすべて話した。

そしたら様子をうかがうなんて言い出した。

次の日、学校にいったら下駄箱にきれいな字で

【CO&LUさんへ】

と描かれてた、

ラブレターかなぁと伺いながら見た。

その瞬間手紙を落とした『キャアアッ』

『なんで昨日会ってくれなかったのぉ?ひどいよぉ、

今日一緒に学校まで行ったのにぃ、5:00にキミんちにいって8:00に一緒にいってあげたんだよぉ! 』

この手紙を友達に見した

『まじ、ヤバいよ、これ絶対不審者だよ、気をつけて』

そんなの見ればわかる。机に手を当てると

[べた]

えっ?

よだれだ。

『キャアアアアアッ!!』もう最悪で

頭の中があの男の顔で一杯になった。

少し一週間学校を休んだ。

またあいつの手紙だ。

相変わらず綺麗な字だ。『大丈夫ぅ?

最近調子悪いみたいだねぇ…僕に会えないから鬱になっちゃったのかなぁ?

僕、諦めないよぉ』

もうこんな手紙はシカト、

その瞬間電話がなった

『はい、もしもし?』

『久しぶりぃ…元気ぃ?』

『あの、どうしてあたしの電話番号知ってんですか?』

『僕は君のこと、なぁ〜んでも知ってるよぉ

誕生日は1997年3月2日でしょ?

昨日はスーパーに行ったねぇ…』

『あの、もう電話しないで、手紙も書かなくていいです、あなた名前は?』

『名前ぇ…?

そんなの君のことで頭ン中一杯で忘れちゃったよぉ☆』

[がちゃっ]

そこであたしはガチャギリした。

もうあれからあの電話はない。あいつにも会ってない。新しい転校生がやってきた。

『はじめましてぇ、僕

◯×だよぉ』

怖い話投稿:ホラーテラー CO&LUさん  

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