中編3
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私の学校

これは私が中学生の時の話です。

話しても誰にも信じてもらえなかったのですが、本当の話です。

A中学校とします。

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私の中学校はやや田舎のようなところにある学校で校舎も古びていました。人数はとても多く部活も、とても盛んで行事もとても楽しい青春を味わえる楽しい学校でした。

しかし私が6年生の時に当時中3だった先輩が塾で、黄色いワンピースを着ている女の子を学校の渡り廊下で見た。という話を盗み聞きしてしまいました。私はそんな話どこにでもある噂話だと聞き流していました。そしてその中学校に私は入学しコーラス部に入り充実した毎日を過ごしていました。

夏は部活が終わる時間が遅く外は暗くなっていました。その日の部活が終わり片付けに入ろうとした時、私の隣で歌っていた子が泣きながら抱きついてきて「ずっと自分と(私)の間に青い男の人がいた」と大泣きしていました。冗談やめてと笑いながら言うと「ホントだって!ずっとブツブツ話してるの」と冗談を言っているようには見えませんでした。

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そしてある日のこと学校の男の先生が授業中、この学校で体験した怖い話を話してくれました。

その先生はいつも1番最初に学校に到着していました。その日も1番最初に学校に着いたようでした。職員室で作業をしていると、廊下から水の音が聞こえていたそうです。

sound:10

気になって廊下に出るとトイレの方から聞こえていました。その先生はトイレの方に行き水を止めに行きました。水の音の原因はトイレの流し場でした。誰か流しっぱなしで帰ったんだと、止めようとしたその時、先生はあることに気づきました。

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この学校のトイレの水道は自動であることに。

しかも先生がそれに気がついた瞬間、水が止まったそうです。

怖い話はそれだけではありません。

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先生が夜に教室の鍵を閉めてまわっていました。

少人数教室の鍵を閉めようとしたその時、廊下から足音が聞こえてきたそうです。

他の先生かなと廊下をのぞくと誰もいませんでした。気のせいかなと少人数教室の鍵を閉めようと前を向いた時、部屋の中に身長の大きな男が立っていました。慌てて扉を開けて

sound:26

「すいません!気がついませんでした。」

と謝るとその男は消えてしまったそうです。

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みんなその話を聞くと怖がって教室はシンとしました。先生は笑ってごまかしましたが、本当の話だったのだと今になって思います。なぜなら他の先生も同じ話をしていたからです。そしてその話をした先生は学校を辞めてしまいました。

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それから2年後、部活をしている時のこと私は指揮をしていました。みんなの顔を見回していると青ざめた顔をしている同級生がいました。その子は1年生の時に青い顔の男が見えたと言った女の子でした。その子はしゃがみこんでしまい、みんな心配して話を聞くと「髪の長い女が隣にいた」と言って泣き出してしまいました。その時、部員全員の顔が青ざめました。

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なぜなら私と伴奏をしていた子以外にその女がみえていたからです。

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