短編2
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サ「サヨナラ」

はじめまして(^^)

私の不思議で怖くてミステリアスなお話をしましょう( *˙ω˙*)و グッ! 紅茶でも飲みながら、聴いてください(^^)

あれは、今年の夏頃の夜、、

私には恋人がいました。

ニッコリほほえむ笑顔が可愛らしい人なので、「ニコリん」と私は呼んでいました(^^)

ある日、私はニコリんと2人で、私の部屋で、お笑い番組を観ながら、のんびりしていました。 なんてことの無い、サ⚫エさんがカ⚫オを追い回すような、彼女との他愛ない、でも大切な日常、、

私は彼女と、ベッドに座りながら、テレビを観てましたが、、隣の彼女は、いつのまにか、穏やかに寝息をたてている、、

私も、テレビを観ているうちに、、意識がまどろんでいきました、、

「う、、ん、、」

目が覚めました、、

隣に、、彼女の姿が無い。

お花でも積みに行ったかな?

テレビが消えている。

彼女が消したのかな?

とりあえず、部屋の電気をつけて、明るくしました。

「ニコリん、、遅いな」

次の瞬間ッ!

ばチィィゥッ!!

そんな音が鳴り響き、つけたはずの電気が真っ暗になった。

「へ? な、何? て、停電?((((;゚Д゚))))」

しかし、テレビがついた。

何も操作はしていないッ!

画面内には、、さっきまで呑気にコントかましていた3流芸人らが、一斉に暴動を起こすPTA団体のような必死こいた形相で、何やら訴えてきている、、でも、なんて言ってるのか、わからない、、

「はッ! に、ニコリん、、」

いつのまにか、目の前に彼女がいた。

いつものような可愛らしい笑顔は無い。

目が「T」の文字のような、平坦かつ冷徹な表情、、

「何、、これ、、」

彼女はそう言って、スマホのLINEのメッセージを、私に見せつけてきた。

私も知っている、彼女の友達のメッセージらしいが、、

「サヨナラ」

それが、そのメッセージだった、、

「はッ!」

目が覚めると、、

朝だった。 小鳥のさえずりとか聴こえる。

テレビはついたまま。

隣では、彼女は寝ていた。

夢、、か。

彼女、起き上がる。

「おはよう(^^)」

いつもと変わらない笑顔だ。

「ああ、おはよう☀」

彼女は、何気なくスマホを観る。

「あれ? ⚫⚫ちゃんから、LINE来てたみたい」

⚫⚫ちゃんとは、私も知っている、彼女の友達だ。

「、、え? な、何これ、、」

どうしたのかと思い、見せてもらうと、、

「サヨナラ」

それから暫くして、⚫⚫ちゃんからの悲報が入る。

交通事故で亡くなったらしい、、

しかし、、そのLINEが届いたのは、昨夜の零時過ぎ、、⚫⚫ちゃんが亡くなったのは、それより数時間は前の事だったらしい、、

、、ニコリん、、

私が⚫⚫ちゃんの分も、、君を支えるよ、、

Concrete
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