お家の中のウサギさん

こんにちは！僕ウサギさん！

ゆうっていうの！

僕はオソトのこととかわからないことが多いけど、

パパとママに愛されてることは一番わかってるんだ♪

これが僕のパパとママ！

shake

とっても優しくて大好きなんだ！

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１２日

今日はママとお散歩をしようとおもうんだ！

ママ『いきましょうか♪』

ママのしゃべり方は昔から優しい

そんなママが大好き！

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通行人『あれ、橋本さんちの息子さんよ』

通行人『まぁほんと、、やぁねぇ、いい年して』

周りの人は僕にいやなことをいうけど

ママは気にしなくていいんだよっていった

周りの人は僕のことがうらましいんだって♪

皆かわいそうにね

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お家に帰ってきた

ママ！僕この前発売された最新のおもちゃが欲しい

ママ『え！あぁ、、そ、そうね！でも、高いから

次の誕生日に、、、』

なんで！なんでだよ！なんで買ってくれないの！

ねぇ！かって！意味わかんない最悪！ほんと最悪

ママ『ごめんね！ゆうちゃん！明日買いにいきましょうか！ね！ね？』

やったぁ！ママ大好き！

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夜になったら僕はお部屋でひとりであそぶんだ

僕はいつまでも遊んでられるの！

１１時までママはパートで

そのあとはパパとのお話の時間なんだって！

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夜になるとたまにパパとのお話がきこえる

ママ『今月はもうお金がないのに、ゆうくんが

最新のおもちゃがほしいって、、、』

パパ『うーんゆうくんか、、、』

ママ『ゆうくんのためだもの、しょうがないわよね』

パパ『そうだな、』

ママ『私もパート増やすわ』

パパとのお話は気にしなくていいってママいってた

ゆうくんは何もしなくていいのよって♪

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１３日

今日は最新のおもちゃをかいにいった

早く家に帰ってあそぼっと！

ママ『じゃあゆうくんはお部屋で遊んでていいからね♪』

うん！まま！

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ママ『もう限界よ、、ゆうくんをもうオソトにだしましょう！』

パパ『なにいってるんだ！ゆうくんをそんな！』

ママ『だって限界でしょう、、お金も、精神も、、、』

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ママ？どうしたの？

パパ『あ、ああ！ゆうくん！ゆうくんはなにも気にしなくていいんだよ！』

ママ？ママどうしたの？

ママ『あ、、、あぁ、、そうよ、、ゆうくんは、

なにも気にしなくていいの、、』

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１５日

ママがいなくなった、

ママは高いところからジャンプしたって、

パパも僕のせいだっていっていなくなった

皆最悪！僕のせいにして、自業自得でしょ！

僕はなにもわるくないのに、

皆バカだから、僕のせいにしかできないんだね！

おじさんもおばさんも僕をひきとるなんて

無理だってさ、いいよ、おまえらみたいなやつと

一緒にいたくないもんね！

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２０日

どうしようおうちもなくなった、

ご飯もない、、おなかすいたよ、、

パパママ、、どこいったの？

戻ってきてよ？なんで、、、どうしてこうなったの？

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パパ、、、ママ、、、、

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通行人『ねぇみて、あれ、橋本さんちの息子さんじゃない？』

通行人『まぁ、、公園のベンチなんかでねて、、、』

通行人『かわいそうにねぇ親御さんもなくなって、』

通行人『でもねぇ、いいとしして、あれじゃあねぇ、、』

通行人『でも親もわるかったわよねぇ、、あれは、、、ずっと甘やかしてきたしね、、

お家の中のウサギみたいに。』