短編2
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母と私

本当に起きた実話です。

母と2人暮らしだった

ある日。

「彼氏と出掛けて来るね♪」と母はでかけ、

私は1人で留守番を

して居ました。

夜8時が過ぎ

自分の部屋でテレビを見ていたのですが

なんだか後ろから視線を感じ、周りを見渡したら部屋のドアが少し開いて居ました。

「あれ??

閉めてなかったっけ?」

その瞬間、

白いワンピースを

着た女性が

スッと

ドアの隙間を

通り過ぎて行きました。

『……!!』

怖かったけど

確かに見たし、

思いっきり、

いきよいよく

ドアを開けてみました。

ゾッとしました。

ドア先にある玄関に

背が2メートルあるか?

やたら長身な

全身黒づくめの男が

こちらを見ていました。

玄関に立ち尽くし

ドアの隙間から

私の部屋の中を覗いて居ました。

「さっきの視線は

この男の方だ」

直感的にそう思いました

5分…位、消えずに

そのまま立っていて

スッと消えました。

白いワンピースの女は

すでに居ませんでした。

2週間後、母と家で

夕食を食べている時

『こないだ彼と

城ヶ島に行ったんだ、

到着して車から降りて、

周りを見渡したら、

崖っぷちにカップルが座っててね、

あっぶないわね~!

ちょっと注意しようかな

?』

と近づこうとして

おかしな事に気ずいたの

真冬に夏の服装で

しかもやっぱり

崖っぷちに座って

足をバタバタさせるって普通恐くて

出来なく無い??

高さかなりあるのよ?!

そう感じた瞬間

頭痛と吐き気がしだし

着いたばかりでしたが

車にすぐ戻り

家に帰ってきたと 。

そのカップルの服装が

白いノースリーブ

ワンピース。

髪型はオカッパに近く

男性の方は黒いシャツに黒いパンツ…

座り混んでいたから

背の高さは 解らなかったと。

それはまさしく

3週間前に

私がこの家で見た

男女の特徴そのものでした。

『それ…見たよ。

3週間前位に

ドアと玄関と……』

母と2人

ゾッとしました。

はじめて話したのに

全く同じという事実に 冷や汗がでました。

今は空き家です。

━まだ…いるのかな?

怖い話投稿:ホラーテラー M美さん  

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