長編13
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臭いの先

かなり後味の悪い話かも知れないが…

大学生時代、よくつるんでた同級生がいた。学部は違うけど、必須科目が被ってたりサークルが一緒だったりで、同じキャンパス内で毎日のように会っていた。

まあどっちかと言えば悪友に近い感じで、他愛のない下らない話で盛り上がるのが大好きな、典型的な『今時の若者』って子達が多かったのだが、中でもかなりノリの良かったのが、舞花(仮名)っていう子だった。

舞花は私の知る同級生の中でも一番おちゃらけていて、かなりのお喋り。一度話題が盛り上がると、ずーっと止まらない。

まあ、そんなんだから講義なんて半分も聞いてないどころか、やれ合コンだの何だのと、他愛もない話題をずっと話してて、注意されても話が止まらないもんだから、授業終わりに先生から叱責される所を何回も見た。

けど、当の本人は自重するどころか、「やべーwww怒られちった☆てへっ☆」って感じで、反省の「は」の字も全く無い事を平気で言っちゃうような子だった。

良く言えばクヨクヨしない前向きキャラだが、悪く言えば人の話を茶化して真面目に聞かない、世間一般で言う「ノリの良さが売りのバラエティータレント的なキャラ」といった所か。

まあでも、むしろ学校や会社に必ず1人はいるタイプって感じだから、対して気にもならなかったし、そもそも私が通ってた大学っていうのは、ランクで言えばCからDの間位って感じで、更に言うと私が所属してた学部は、軽~い感じで大学に来てる人が殆ど。

大して将来の目標とかプランとかは無いけど、とりあえずキャンパスライフだけは味わっときたいよね、って奴等も中には居る位だったから、舞花のようなキャラは異質でも何でもなかった。

それに舞花は、基本的には害の無い「可愛い子」だったから、かなり重宝されてたんだ。誰も舞花のようなキャラには簡単になれないし、正直言うと、なりたくないのが本心だったからね。

コンパの人数合わせだとか、飲み会の盛り上げ役だとか…何かあるたびに舞花を呼んでは、私達は一緒に遊んでた。

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だが、夏休みに入ると状況は少し違ってくる。

就活でかさむ金や生活費の足しにと、皆バイト中心の生活になるし、加えて帰省や部の合宿なんかもあって普段よりも忙しくなるから、そうそう連れ立って遊び惚けてもいられない。

私も就活の傍ら、バイトのシフトを増やして、忙しい「夏休み」を送っていた。

しかし、舞花だけは別だった。なんのバイトもしてなかったようでかなり持て余していたのか、よく「暇あ~!(笑)」とラインが来ては、遊びの誘いがあった。

私以外の人にも暇暇と連絡をしていたみたいで、仲間の1人が「バイトすれば?」って言ったらしいが「え~面倒くさ!」の一言で返されたとか、

「イケイケの社会人彼氏」と別れたばっかりで、気持ちがすっかり萎えてしまって、1人でクラブに行っても盛り上がらないから、家でダラダラとネットサーフィンばっかりしてると聞いた。

当時大学3年。あんなに舞花と遊びまくってた同級生も、手のひらを返したように就活だのバイトだの、単位取得だのに勤しむようになった。舞花からしたら、周囲が急に現実染みた事をし始めて退屈になったのだろう。

だからなのか、その後も何かと「なんか面白い事しようよ~!遊ぼうよ~!」と、舞花は休みの間しょっちゅう連絡してきたのだが、まあ…しつこいと煩わしくなるもので…「舞花に誰かがキレて、喧嘩になったらしい」と仲間から聞いたのは、夏休みが半分位過ぎた頃だった。

バイト明けで家に帰ってスマホを見たら、案の定グループラインがエライ事になっていた。キレられた事にキレる舞花、それをなだめる女子…

どうやら、舞花と一緒のゼミの男子が、電話で遊びに誘ってきた舞花に「現実見ろ」と説教したのをきっかけに、結構な言い合いになったそうだ。

「もう嫌だ!みんな急にまともぶって!クソだ!」

「ふざけんじゃねえ、ってお前がふざけんなよ!まじで何様だし!」

ゼミ男子の悪口…いや、罵詈雑言混じりに、そんな荒々しい言葉が並んでいた。普段の舞花からは想像出来ない暴言の数々に、この時すでに、少し怖くなっていたのを覚えている。

ただ、何も言わずに皆のやり取りだけ見てるのもあれだから、私はなんとか気力を出して、

「まあ皆忙しいから…ね、今度の休みは予定合わせてどっか遊ぼうよ!みんなで行きたいねって言ってたとこあったじゃん?」

と返信したら、それに気付いた女子の1人が、

「そうだよ!行こうよ!」と書き込んだ。

そして、そこから次々と皆が

「舞花は楽しいことしたいだけだよね」

「あいつは女心分かってない!(笑)」

「舞花は悪くないって私達は知ってるから!」

と、励まし…というかご機嫌伺いの言葉を並べ始めた。

すると、舞花はようやく「みんなごめん…ありがとね♡遊ぼうね、絶対ね!」と、いつもの絵文字山盛りで返事をよこした。

良かった…と、私はこの延々と続いていたグループトークがやっと終わると思って安心し、さっさと寝ようと思っていた。

だが、再びスマホから書き込み通知音が鳴り、「まだ終わらないのかよ!」と画面を見ると、

「あいつは始末しなきゃ」舞花はそう書き込んでいた。

もう病んでんじゃん…どんだけ…

げんなりする位、舞花の一言は、その時の私の目には、ただの「痛い奴」にしか見えていなかった。

それに、正直バイトでかなりで疲れていたので、私はそれ以上返信する気にもなれずにその夜はスルーしていた。だが、翌日読み返したら「ちょっとヤバくね?」とやっぱり心配になり、

「あんまり気に病まないほうがいいよ!」とメッセージを送ったものの、舞花からの返事が来る事は無かった。

その後、私はラインでやり取りしてた仲間の子達と、こないだ話した場所に遊びに行く予定を立てていたのだが、舞花がトークに入ってくることは無かった。

グループを抜けてはいなかったが、いつものように「何々ー?☆」と、トークに割り込んでこない事に、皆「本当にヤバイのでは?」と心配になっていた。チャラいけど根はいい子だって思っていたから尚更だ。

「ゼミの男子に言われたことが余程ショックなのかも」

「てか、舞花にどんな感じで言ったのか、本当の事気になる」

「遊びに来れるのかな…」

と、皆で舞花の様子を気にしてヤキモキしていたのだが、後からトークに参加してきた美果(仮名)が、「さっき電話掛けたら『もしもーし☆』って、いつもの調子だったよ」と教えてくれた。

更に遊びの誘いをすると「行きたーい!」と、電話の向こうでハイテンションで叫んでいたそうで、「今も耳がめっちゃ痛えわ(笑)」と話していた。

心配して損した…と一瞬思ったが、「まあ元気なら別に良いや」と気を取り直して、結果そのグループラインのメンバーで、都内のある場所で1日過ごす事になった。

そこは最近出来たばかりのショッピングモールで、映画館や若者向けのアパレルブランドや、日本初出展のファストフード店が軒を連ねている話題の人気スポットだった。

正直お金は余り無いけど息抜きには丁度良いし、何より舞花の機嫌を取るにはうってつけの場所だった。

そして、舞花の家まで沿線沿いだったこともあって、私はユウキ(仮名)って子と合流して、舞花を連れて現地集合という事になった。

当日、最寄り駅でユウキと落ち合い舞花の到着を待っていると、暫くして「遅れてごめぇ~ん!」と、舞花がこちらに向かって来るのが見えた。

エナメルのヒールをカンカン言わせながら、いつもの調子で走ってくる様子に安心したのも束の間、「やばかった~!時間へーきだよね?行こ行こ☆」と、グイグイ先へ進もうとする舞花を、「まあまあ焦らないでって」と2人で牽制しながら、地下鉄のエスカレーターを下った。

その時だった。

何か…すえたような匂いがふと鼻をついた。

最初はホームレスか何かだと思っていたのたが、それらしき人は近くにいない。どこだ?と思って匂いの元を探ると…それは舞花の頭髪から放たれていた。

舞花はいつも、セミロングの髪をアイロンでゆるふわに巻いて、その上に甘い香水を纏わせている。

しかしその時は、地下鉄から風が吹いて舞花の髪がなびく度に、私の鼻に甘い匂いと一緒に何か妙な匂いが漂って来たのだ。

正直不快ではあったが、私の真後ろにいたユウキは気にしている様子はないし、面と向かって「なんか臭いよ」とも言い難かった。

ちょうど季節は真夏で、走ってきたからそのせいかもな…と、何とか理由をつけて、そのまま電車に乗った。

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モールに着いてからの事を私はある程度予想していたのだが、実にその通りだった。

久々の都内とあって多少の予算は持っていったものの、コンビニと昼飯以外使うことは無く、殆どが舞花の「独壇場」だった。

白Tシャツ1枚6000円は普通にする某セレクトショップを延々と回っては試着し、ゴッソリとカードで購入、その後はトイレ休憩と称したお色直し(買ったばっかのをその場で着替える)を数回、更に30分に1回の、自撮り棒での撮影会…etc.

「いやぁ買い物って最高だよねー☆」

と、長蛇の列の末にようやく買えた某フラペチーノを瞬く間に吸い上げ、ハイブランドの紙袋を両腕に下げながら満面の笑みを浮かべる舞花の姿に、やれやれと安心した一方で、

舞花以外の数人にフラストレーションが溜まっている事に何と無く気付いていたし、かれこれ2時間以上モール内を歩き回って、私も疲れ始めていた。

しかし…夕方には解散しようという約束は、とっくに舞花の頭の中から抜けてしまったようで、夜はクラブでパーっと騒ご!!!と、意気揚々だった。

いくら何でも…と舞花の暴走ぶりに半ば呆れてはいたものの、「こうして会うのも暫く無くなるんだろうな…」と思うと、今日だけはと思って付き合う事にしてた。

だけど…

「あの子…マジでヤバイかも」

何回目かの舞花のお色直しを待ちながら、喫煙所で一服していた時に、一緒に居た美果が言っていた事が引っ掛かっていた。

美果が舞花に電話をしたのは、人伝に彼氏と別れたと聞いて心配になったからで、その時はまだゼミ男子との喧嘩は知らなかったという。

しかし、後から私達と舞花のラインのやり取りを読んで「マジか!?」と…

しかもそのゼミ男子はバイト先が一緒で、よくシフトが重なってたとあって、美果は事の真相を確かめるべく彼に聞いたそうだ。

だが、ゼミ男子の言い分は舞花の話と噛み合って無かったという。

ゼミ男子曰く、「電話で遊びの誘いを受けた事は確かだけど、言い合いにはなってないし、そもそも舞花に対して説教すら垂れてない」そうだ。

更には、「舞花とは仲良くもなければ普段は全く交流が無い」そうで、「電話番号を知ってたのはゼミ内での情報共有の一環で、舞花から連絡来たことは、その時以外では1度も無かった」と…

美果には、ゼミ男子が嘘を話している様には見えなかったし、そもそも男子は真面目で大人しく、圧の強い舞花と口論なんてとても出来そうにないと感じらしい。

「やっぱさぁ、彼氏と別れたのが原因だよね。本人は『萎えた』つって笑ってるけど、全然大丈夫じゃないよ。あの暴走っぷりもだけど、虚言までするんだから、別れたダメージが相当ヤバイのかも」

美果は舞花と高校からの付き合いで、当時も今と似たような事があったと教えてくれた。

その時も舞花はあることないこと滅茶苦茶に言いまくって、周囲をかなり振り回したという。

そして、クラブにハマり始めたりキャラがあんな風になったのもほぼ同じ時期で、「暴走半島」というあだ名まで付いたとか何とか…

それでも、暴走スイッチが切れてる時の舞花は至って普通の子だったから、美果も簡単には見放せなかったという。しかし…今回に限っては話が別だそうだ。

「頭が逝っちゃう前に止めないと…クラブ行くっつってるけど、家に帰らせようって思ってる」と美果は私に言った。いやでも、止めるったってどうやって…と思っていた矢先、

バッターーーン!!!

と、前方で音がして、見ると舞花が盛大に、前のめりに転んでいた。

「ぎゃーっ!ちょっと大丈夫!?」と皆で起こしたのだが、舞花はヘロヘロで、しかも目をとろーんとさせながら何かむにゃむにゃ言っていた。その息が異様に酒臭かったのだが、それもそのはずだ…

舞花の片手にはいつの間にか、ウイスキー用のスキットルが握られていた。

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タクシーが舞花の家の前に着くと、私と美果は2人がかりで、舞花の肩を担いで降りた。

部屋までズルズルと引き摺りながら運んでいく途中、舞花の頭が何度もこっちに寄り掛かってきて、その度にあの地下鉄で嗅いだ「すえた様な臭い」が鼻に直接入ってきて、何度もえづいた。

そして、やっとの思いで自室と思われる部屋のベッドに寝かせると、そのまま舞花はむにゃむにゃ言いながら、世にもおめでたい寝顔でイビキをかきはじめた。

私はそのまま台所へ直行し、喉の奥に指を入れた。

吐き終わると不意に頬に冷たいものが当たり、見るといつの間に買ってきたのか、美果が缶ビールを差し出してきた。

「マジで疲れたし、1杯飲んで帰ろーよ」

美果がそう言ってベランダの鍵を開けると、テラス席と共に、遠くの方に都内の街明かりが光っていた。

美果はこの家に何回か上がっていて、家の事も大体は勝手を知っていた。高層マンションの15階部分に位置するこの部屋で、舞花は両親と住んでいるそうだ。

「両親帰ってきたらどう説明すんの?」

「あー!舞花のパパママね、転勤先に居るんだって!だから大丈夫じゃね?それにしてもさぁ、風呂ぐらい入って来いよな…」

「…やっぱり、美果も思った?」

「私だけじゃない、みんな思ってたよ!何なら店員も思ってたんじゃない?」

美果はそう言って、グループラインを私に見せた。「舞花をブロックした」別のグループを…

「舞花マジ調子乗りすぎ」

「誰の金だろ、いいよなあ金持ちは…」

「私、久々に買い物したかったのに」

「てかずっと思ったんだけど、臭くない?」

「舞花?風呂入ってないよねあれは」

「ねえ自撮り写真見てよwwwあいつ目ヤニ付いてるおwwww」

「うわ、確かに!きったねえええwwww」

舞花が暴走している最中、皆見えない所で言いたい放題だった。ユウキも待ち合わせの直後から臭いを感じていて、私と一緒で直接は言えなかったみたいだけど、「何か胃にクる感じだったよねwww」と書き込んでいた。

「はあ…ははは(苦笑)」

「はははじゃないよwさっきゲロってた癖にwwwあ~それにしても、カレピも流石に匙投げちゃったんかなー…イイ人そうだったのに、勿体ね~」

「あ…私彼氏の顔見た事無いんだよね、どんな人なの?」

「あー確か投稿してたよ、どこだっけ…」と、美果はスマホのアルバムを暫く漁ると、「ほらこれ!」と言って見せてくれた。舞花の彼氏は…整った顔立ちではあるが、それ以外は普通の、何処にでも居そうなサラリーマンだった。

「イケイケ感はあんま無いけど…社会人だから金はあったんだろうね…」

「何かIT系の営業マンらしいよ、まあ…もう今更どうでもいいが…あ~つっかれた!トイレ行こ…てか、私いま生理3日目なんだわ…ついでにナプキン拝借しちゃおw」

美果はそう言うと残りのビールを飲み干しながら、部屋の中に入って行った。

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私が外の景色を眺めながら美果が戻ってくるのを待っていると、突如ラインの通知が来た。また舞花の悪口大会ですかwwwと思っていたのだが、

送り主は何故か美果からだった。

え?何でトイレからわざわざ…?と思って開くと、

ここ ヤバイ 帰ろはやく

こわい、 まいかヤバイ

は?と、思った次の瞬間だった―――――

少しだけ開いていたベランダの戸から、あの「臭い」が漂って来たのだ。

ナツキ はやくでてにげるの

そう、再び美果のメッセージが届いたのと、同じくらいだった。

ベランダ越しに舞花の部屋の扉がゆっくりと開いて、さっきよりも強烈な臭いを放った舞花が、両足をズルズルと引きずりながら、出てくるのが見えた。

歩く度に床に液体が付いている。見ると下半身がべったりと濡れていて、尿を漏らしていた。

美果に何が起きたのか分かんなかったけど、この状況が異常だという事はバカな私にも理解できた。

舞花はそのまま、美果がいるはずのトイレの方に向かって行く。

手元に、酒の瓶を持って。

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それからの事は、あまりにも混乱してよく分かってない。

「あああああああ!!!!!」

と大声を上げながら、私は舞花の横をすり抜けて部屋を突っ切った。

美果が「ナツキ早く!!!」とパニック状態で洗面台から飛び出してきたその背後、洗面台の下の片方だけ開いた戸から、何かの入った黒いビニール袋が、ナプキンと一緒に床に転がり落ちているのが見え、そこから、今まで以上に強烈な臭が放たれていた。塩素と、甘い匂いの香水がぐちゃぐちゃに混ざった―――――腐った臭いが。

破けた部分から、見覚えのある顔を覗かせて。

横で美果が声にならない悲鳴を上げるのを聞きながら、私は乱暴に玄関の扉を開けた。

そして飛び出す最中…

なんであけちゃうの、こうちゃんねてたのに

廊下の奥の方で、無表情の舞花がそう呟いた。

それから右も左も滅茶苦茶に走りまくって、気付いたら交番に居た所までは覚えている。

ただ、そこから家路までの記憶…そして学校に復帰するまでの記憶の感覚が曖昧だ。

後に警官から、美果は血の染みた白いスカートのままパニックが収まらず過呼吸を起こしていて、私は酒でびしょ濡れの臭い上着のまま、放心状態だった…と教えて貰った。それから…

私達の行動が、行方不明で捜索願が出されていた、ある成人男性の発見と、以前から目を付けていたクラブの常連だったある女子大生の、薬物使用の現場の発見に大いに貢献した…とも。

舞花のその後は分かっていない。舞花の両親も、事件の前日に消息を絶っているのだ。

ただ、そのクスリは作用が強烈で、使うたびに自分をコントロール出来なくなって、体から段々異臭を放つようになる事だけは、分かっている。

今では、舞花以外は全員何事も無く過ごしていて、この話自体も、もう何年も前の…私を含めたバカな大学生達の経験した話の1つに過ぎない。だけど…

私は今だに、「匂い」が怖い。

香水も…匂い付きのシャンプーとかも使えなくなったし、他人の家や、彼氏や実家の家の芳香剤も苦手になった。

鼻にこびりついてんだよね。あの時の臭いが、ずっと。

きっともう、取れないのかも。嗅覚でも殺さない限り。

Concrete
コメント怖い
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@さかまる 様
読んでいただきありがとうございます。
そこまで言っていただけるとは…恐縮&嬉しいです!
時間が経っても時代が変わっても怖いと思える作品を作れたらいいなあと
思っています(^ω^)

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非常に素晴らしい作品ですね。
「特選」にはいってもおかしくないと思います。
主題の怖さ・表現力の豊かさ・卓越した描写力
非常に気持ちよく読めました。

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