短編2
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部屋の中

ある日私とBさんは、会社の研修会に行くことになった。研修会が終わり、ホテルに向かっているとBさんが、

B:「今から泊まるホテルの怖い話しようか」

私はこういった話が苦手で、頑なに断りました。

その日の夜、

そろそろ寝ようと、部屋の電気を消し布団に入ると急に、「ドンドンドンドン...」と、ドアを叩く音が聴こえた。

私は昼間の事もあり、怖くなって、

私:「何かあったんですか?」と言って、布団の中で返事を待ちました。

だけど返事は無く、誰かの悪戯だったんだなぁと思い、眠ろうとしました。

すると今度は、「ドンドンドンドン、ガチャガチャガチャ、」と、ドアを叩く音と、ドアノブを回す音が聴こえます。

私は怖くなって頭から布団を被りました。

するといつの間にかに朝になっていました。

私は起き上がり、すぐにBさんの部屋に向かいました。

私:「ここであった怖い話ってなんなの!?」

Bさんはビックリしたような顔をして、話始めました。

昔ここで火事があったみたいで、一人の男の子が部屋に閉じ込められて死んでいったそうなんです。

その男の子が無くなった所が、昨日私が泊まった部屋だったんです。

私は、

私:「そうだったんだぁ。はぁ、ドア開けなくてよかった」

するとBさんが、

B:「お前、何言ってんの!? その男の子は、外に出たくてドアを叩いていたんだろ」

その瞬間、体中の毛が逆立ちました。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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