ある日私とBさんは、会社の研修会に行くことになった。研修会が終わり、ホテルに向かっているとBさんが、
B:「今から泊まるホテルの怖い話しようか」
私はこういった話が苦手で、頑なに断りました。
その日の夜、
そろそろ寝ようと、部屋の電気を消し布団に入ると急に、「ドンドンドンドン...」と、ドアを叩く音が聴こえた。
私は昼間の事もあり、怖くなって、
私:「何かあったんですか?」と言って、布団の中で返事を待ちました。
だけど返事は無く、誰かの悪戯だったんだなぁと思い、眠ろうとしました。
すると今度は、「ドンドンドンドン、ガチャガチャガチャ、」と、ドアを叩く音と、ドアノブを回す音が聴こえます。
私は怖くなって頭から布団を被りました。
するといつの間にかに朝になっていました。
私は起き上がり、すぐにBさんの部屋に向かいました。
私:「ここであった怖い話ってなんなの!?」
Bさんはビックリしたような顔をして、話始めました。
昔ここで火事があったみたいで、一人の男の子が部屋に閉じ込められて死んでいったそうなんです。
その男の子が無くなった所が、昨日私が泊まった部屋だったんです。
私は、
私:「そうだったんだぁ。はぁ、ドア開けなくてよかった」
するとBさんが、
B:「お前、何言ってんの!? その男の子は、外に出たくてドアを叩いていたんだろ」
その瞬間、体中の毛が逆立ちました。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話