短編2
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お祭り騒ぎの日

最近体験した事です。

朝の通勤途中、神社に併設してある駐車場の横を通るのですが、その日、そこに体の透けた作業着姿の男性が体をくの字に曲げ歩いていました。

うゎ!!っとしましたが、ここから、私の騒がしい 1日は始まりました。

見た事を気にしないように、職場に着き、仕事の準備をしていた矢先、同僚が出勤してきたので、おはようっと声をかけ、準備に戻ろうとした時に、⁈…返事がない…それに後頭部がチラッと見えてた時、半分無かったぞ⁉︎振り返ると誰もそこにはいませんでした。

また…また…見た…。取り敢えず気にしないようにまた準備に取り掛かり、もうそろそろ同僚も来る頃だなと考えていると、人の気配を感じ、振り向くと同僚が見え、おはようっと声をかけ、向き直った時、⁈あれ…あれ…今の同僚じゃないな。て言うか身長低すぎだし子供⁈…おい…おい…勘弁しろよと振り向くとやっぱりそこには誰もおらず、もう少し時間が経って同僚は出勤してきました。

その後、仕事が始まり、朝の出来事を忘れていたころ、

仕事をしている部屋の隣側にあたる部屋に何となく視線をやると、体の透けた男性がその部屋から出るのが見え、マジかよ…どんだけ今日見るん…。と萎えてしばらくすると、今度は目の前のいる後輩と世間話をしていた際、その後輩の隣に上半身だけの長い髪の毛を垂らした女性が俯いているのが見え、思わず…うゎ!と小さく声を荒げてしまいましたが後輩には、気づかれず、

仕事が終わりそうな時間帯に、後輩に変な場所言ってないやろなと、後輩に聞きそんな事あるはずもなく、一体その日は、何だったのか未だにわかってないです。

ちなみに、勤め先は病院です。

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