短編2
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霊殺し「1」

これは僕が中学生くらいのときに体験した話である。

僕の親は昔から揃って神社で働いていたのでもちろん住むところはその神社の近くだ。

僕は両親の仕事にはあまり興味はないが、小遣いがもらえるのでよく手伝いをしていた。

僕はその小遣いで流行りの服を買ったりゲームセンターへ行ったりしていた。

そんなこんなでやりたいことがたくさんあり両親の手伝いをしていたのだが、手伝いをしているところは神社なので昼間は人はあまりいなく少し寂しい気もする。

だがこれも小遣いのためだ、しょうがない、、と思いながら神社の掃除をしていた。

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その時神社の外から声が聞こえてきた、何だろうと思い見てみるとそこには誰もいなかった。

またかと思った。

ここは神社、僕は昔から霊感があったのでここに霊がいることぐらい来たときから分かっていた、僕は両親に霊を封印する術や攻撃する術を教えてもらった。

両親によると大抵の霊は何もしてこないがたまに強い力をまとった霊が来ておそわれると言う。

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そういう霊は死んだときに何らかの未練なんかを持って死んでいたらしい。

今回の霊はどんな霊だと思い、感覚を研ぎ澄ましているといきなり今までに感じたことのない強い霊気が襲ってきた、僕はその場に立つこともままならず気づいたときには気を失っていた。

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次に目が覚めたときには神社の中にあの強い霊気はなくなっていた。

僕はホッとして水を飲んだ。

しかし次の瞬間ま、たあの強い霊気が現れた。「え?」

僕は思はず声を出してしまった。なんと霊気が発生していたのは自分の体からだったからだ。

そして呆然としている僕にまた驚く出来事が起こる、、「おい!」

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