ろっこめ版『よくわかる古事記』⑦

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ろっこめ版『よくわかる古事記』⑦

『ニニギの嫁取り』

~わがままプリンスの大罪~

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出雲の国を任されたのに、何故か九州の真ん中あたりに居を構えるウッカリ皇子のニニギは、

一人ぼっちが淋しかったのか、はたまた男の部分がアレしたのかはわかりませんが、嫁を迎えようと考えます。

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そこで知り合ったのが、コノハナサクヤヒメです。

この女神サクヤヒメは絶世の美女で、繁栄の神でした。

また、桜の語源とも言われており、今では日本一の山にも祀られています。

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そんな推定日本一の美女サクヤヒメに、ニニギはすぐに猛アプローチします。

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「オレのバァちゃんアマテラスなんだけど、結婚しない?」

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生まれながらのボンボンであるニニギは、由緒正しい血統を全面に押し出し、見事にサクヤヒメを落としました。

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サクヤヒメがパパにニニギを紹介すると、サクヤパパも大喜びです。

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そりゃそうです。

最高神アマテラスと親戚になれるんですから。

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テンションぶち上がりの父は、サクヤヒメの他に、姉のイワナガヒメまでオプションにつける始末です。

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姉妹セットで嫁に来た二柱がニニギの元へ行くと、こともあろうに、ニニギは姉のイワナガヒメを返品しやがりました。

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イワナガヒメも、まさかの仕打ちに大ショックです。

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イワナガヒメは性格はいいんですが、サクヤヒメと違って、見た目がちょっとアレだったんです。

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あえて例えるなら、有村架純さん姉妹をイメージしていただくと、

語弊がありますので絶対にやめてください。

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突き返されたイワナガヒメを見て、さすがのパパもキムタクばりの「ちょ、待てよ!」です。

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パパ「ちょ、ニニギさん!ヒドない?!」

ニニギ「何が?」

パパ「せっかく嫁に出した娘を返しはるなんて」

ニニギ「娘なら、もうもろとるがな」

パパ「二柱ワンセットで嫁に出しましたやん!」

ニニギ「だって、姉ちゃんブスやねんもん」

パパ「いやいやいや!うちのイワちゃんはそう言うんちゃいますねやんか!イワちゃん、めちゃめちゃ凹んでまっせ」

ニニギ「やかましい!要らんもんは要らん!!あんま、しつこいとバァちゃんに言うぞ!?」

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ニニギのこの対応が非常によくありませんでした。

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実は、イワナガヒメは『岩のように長く生きる』という長寿を司る神だったのです。

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つまり、パパの意図は『ニニギの一族が末永く、栄華を誇るように』と、二柱の娘を嫁に出したんです。

それなのに、ニニギときたら女をルックスだけで判断し、長寿を棄ててしまいました。

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女の敵です。

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これが原因で、ニニギ以下の子孫には『寿命』と言うタイムリミットがついてしまうことになったのだそうです。

続く?

Concrete
コメント怖い
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ろっこめさん
➆まで一気に読ませて頂きました。古事記と聞くと難しそうな印象でしたが、ろっこめさんの話はどれもわかりやすく頭にすっと入ってきました。学校の教材としてそのまま使えそうですね。もしくはこのまま漫画化してもヒットしそうだと思いました!是非ともこのまま継続お願いします。古事記以外のシリーズも楽しみしてます(^-^)

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