短編2
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ぴょんぴょん

ある日夜中近くの公園を散歩していると

どこからか女性の悲鳴が聞こえた。

俺は悲鳴が聞こえた方向に走って行った。

見に行ってみると小学生だろうか

と言っても1年生くらいの身長だ。近くまで行ってみるとぴょんぴょん跳ねていたのだ。

何してるの?と聞くと女の子は

「あの女の人の真似してるんだ~楽しいよ?仲間だ増えた~お兄さんもやる?」と言うのだ。

向こうに跳ねている人は暗いせいで見えなかった。

時間は12時過ぎていたので流石に女の子を置いて帰るわけには行かない。不審者とかに連れ去られたら俺の責任になると思った俺は交番まで送ることにした。

最初のうちは女の子二人は楽しそうにしゃべっていたが急に静かになったなと振り返ると女の子がいないのだ。

もしかして帰ったのか?と思いながら俺も帰ることにした。

翌朝起きてニュースを見てみると

⚪⚪公園で首吊り自殺。女性死亡。

近くには女の子の靴らしき物。

と報道されていた。

俺はそのとき全てを理解したと同時に怖くなった。

女の子はその女性を見ても楽しそうにぴょんぴょんしていた。

いくら小学生だとはいえ怖くなるはずだ。そもそも夜中に公園にいるのはおかしいし、何より引っ掛かるのはお兄さんもやる?という言葉…

「もしかしてあのときお兄さんも自殺する?という意味だったのか?」

パソコンで色々調べていると数十年前にも女の子が殺されたらしい。

幼くして亡くなったから仲間を探してたのか……

悲しいようで怖いものである。

Concrete
コメント怖い
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怖すぎます。
ユート様が連れていかれなくてよかったです。

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