短編2
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心霊写真

職場の友達6人でラ〇〇〇〇ンにボーリングに行った時の話です。

ラ〇〇〇〇ンのボーリングって、途中イベントが起きて薄暗い中にみんなでいっせいに投げて、ストライク出したらポラロイドで記念写真を撮ってくれるサービスをしてくれてたんです。今はどうか分からないですが…。

その時に代表の1人が、見事にストライクを出してくれて写真撮影をする事になりました。

レーンを背にして、前に3人後ろに3人の形で撮って貰いました。ポラロイドなのですぐ出来上がり、会計の時に一緒にいただきました。

その時に全員で見ていい感じだねとか、ラッキーだったねと話しながら盛り上がって、特にその時はその写真に違和感を感じなかったんです。

その写真は私がいったん預かり、次の日に職場に持って行ってお店に貼ろうとなってその日は終わりました。

次の日その写真を職場に持って行き、またみんなで昨日は楽しかったね。また行こうね。とか写真を見ながら話してた時、1人が写真を見たまま無言になってるのに気付きました。

「どうしたの?」と声をかけると、「ねぇ、昨日見て気づかなかったけど、この写真おかしいよ。よく見て。」と言うのです。

何がおかしいのか不思議に思い、その写真をよく見たんです。そしたら…。何故昨日気づかなかったのか?昨日見た時は普通だと思ってたのに。

普通の6人の集合写真かと思いきや、後ろに並んでる左端に立ってた男の友達の足がぶっつりと消えてたんです。

前に並んでる友達3人は、しゃがんで撮ってたから足は絶対写るはずなのに、綺麗に両方なくなって後ろのレーンがくっきりと見えてました。

当の本人は、まぢかよみたいな事を言って俺足怪我するのかなぁとか言ってました。

普通に見てすぐ気づくものが、何故昨日誰も気づかなかったのか?

写真がいきなり変化したのか?でもそんなことあるの?

考えても全然分からなくて、ただただ気持ち悪いから、その写真は職場で燃やして捨てちゃいましたけど、その処分であってたのか…。

そのラ〇〇〇〇ンは都内の…23区内にあるところです。

Concrete
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