中編3
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約束

これは数日前の話

俺は友人のAと渋谷で買い物をする約束をした。

俺は北海道にいたから東京に戻るのが面倒だったが

親友だったAが引っ越したので連絡は迷惑がかかるだろうなと落ち着くまでしなかったが友人から連絡がきた嬉しさでOKしたのだ。

新幹線で青森まで行って道草くいながら東京に行った。

なんか視線を感じる。道中誰かに見られてるような気配がずっとしてた。

けど周りには人がいっぱいいるしそんなずっと見てるのなら俺のあとをついてこなければならない。

気のせいだろうと思いやっとのことで友人宅へ着いた。

「久しぶりだね。」

「そうだな。」

「大乱闘でもしようぜ俺つえーからな。」

Aはなにも変わっていない。その方がいいんだけど

夜の7時になりそろそろ買い物に行こうと誘おうとしたら

「待て、ユート…外に出るな。」

「何で?」

「いいか?落ち着いて聞け。絶対に騒ぐな。」

Aは心なしか青ざめてるように見えた。

「ユート、お前の彼女って猫なんだろ?」

「う、うんそうだけど何で?」

「……さっきたまたま玄関の監視カメラ見たらおま」

「ガチャァァアン!!!」

「な、なんだ?」

「ユート……お前はここにいろ俺が見てくる。」

「気、気を付けろよ」

嘘だろ。なんで彼女が東京にいるんだ。

あのAの話の途中からして彼女だろう。

視線の正体は彼女だったか。

「ギャァァアァア!!!」

3階からAの叫び声がした。

ピロリン🎵「携帯の着信」

「アハハ、邪魔な奴を殺ったよご主人…

次はご主人がこうなる番だね。マッテテネご主人…」

そんな内容のメールが彼女からきた。

この家に浸入したようだ。

俺は生まれて初めて警察を呼ぼうと思ったが呼ばなかった。

もし警察が来てみにゃ「彼女」を見たら猫耳もあるし絶対に実験とか解剖されちゃうと思ったからだ。

猫耳に牙もある人間なんて早々いないしいたとしても天文学的確率だ。

だから彼女の問題は俺が何とかしてやらなきゃダメなんだ。主として。

けど今は隠れることしかできない。彼女が何を持っているかも分からないし。

とりあえず隠れることにした。

ピロリン🎵「携帯の着信」

またメールがきた。

「ご主人……約束したよね。ずっとそばにいるって。

なんで置いていったの?私も行きたかった。

約束したよね?」

彼女からきたメールを眺めていると彼女が降りてきた。

「ご主人どこにいるの?隠れてないで出てきてよ。

コワクナイコワクナイ」

バリバリこえぇよ。

「どこにいるのかな?かな?」

よし、どっか行った。

俺はAが無事かどうか確認するために3階までかけあがった。

しかし、俺が見たものは血まみれになって倒れてるAの姿だった。

「お、おいA!!う、うそだろそんな……

俺、の彼女がこんなことしたのか……?」

「ご主人ミィツケタ」

背筋が凍りついた。

「お、おいみにゃなんで、Aを殺した?

殺すこ…とないだろ」

「………もういいの。ご主人今までありがとね。

……サヨナラ」

手には血のついたら包丁

を振りかざした。

「っっ!!!」

「グサッ」

胸から血が出てる。けど

いたくもかゆくもない。生きている

「何で?血が出てるのに」

「ドッキリ大成功~」

と、倒れていたAが起きだした。

「は?え?え?ドッキリ?」

「いやぁ、警察呼ばれないかヒヤヒヤしたけどお前の彼女が警察なんて頼らずにご主人が何とかしてくれるって言ってたからさ。すごいなユート」

「エヘヘ、ごめんねご主人。

前にご主人にドッキリしたいって約束したよね?」

思い出した。俺はドッキリ引っ掛かんないんだぞと言ったんだ。これはやばいよ。

「ったくドッキリかよぉ、マジで怖かったし焦ったしこんなメールまでしてきやがって。」

「?ご主人それは私じゃないよ……」

「え…」

ってことはこの人は……

「構ってくれないお兄ちゃんは……アハハ」

文脈から言って妹だった。

Concrete
コメント怖い
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@天津堂
いや、妹じゃなくて彼女です
それと猫みたいな女の子だから彼女がご主人って言ってるんですよ
僕が言わせてるわけじゃありません

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ネタバレ注意
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独特の世界観でしたが楽しませていただきました。
実話なのでしょうか?

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