短編1
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四つん這い女

俺は一人暮らし。

毎日毎日残業で帰ってくるのは12時をまわっている。

今日もいつものように真っ暗な道を疲れきった体でとぼとぼと歩いていく。

数少ない街灯のひとつ。

その下に女の人が立っている。気になったが少しでも早く帰りたかったため無視をして横を通り抜けることにした。

通り抜けける時、顔をチラッと見たが、真っ黒で見えなかった。

通り過ぎて3分ほどたったころ後ろから、

『ペタペタペタペタペタペタ』と何かが跡をつけて来る音がする。

後ろを振り向いてみると、

さっきの女が四つん這いでニタニタ笑いながらこちらに向かって来ている。

その異様な光景にとてつもない恐怖を覚えた。

とっさに公園のトイレに逃げ込んでしまった。

『ペタペタペタ・・。』

入って来た。

しかし、そこから5分たっても10分たっても何か仕掛けてくる様子はない。

これでホッとしてしまった。

ドアの隙間を見ると血走った目がこちらを覗いていた。

そして、俺はそのまま気絶をした・・。

と、都合良く気絶出来るわけでもなく、やつとのにらめっこが何分か続いた。

耐えきれなくなって、思いっ切ってドアを開け、猛ダッシュで家まで帰った。

すんなりと出てこられて、嬉しかったが、毎日あの道を通ると思うと震えがとまらない。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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