短編1
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介護施設

今私はとある介護施設で夜勤をやっています。

こんな事言っても信じてもらえないかもしれないけどそこには誰もいないはずの104号室からうめき声やら鳴らないはずのコールまでなっています。

それなりの大きさできこえるのに他の利用者は誰も起きたりしません。

今私は一人夜勤なのですが私にしか聞こえないのでしょうか?

逃げ出したいのですがさすがに一人しかいないし仕事なのでそれはできません。

なんでこんな日に夜勤なんだろう。本当最悪です。しかもさっき利用者の洗濯物を畳んでいたら真っ赤な血がついた肌シャツが出てきた。

名前には『井本正幸』とかかれていた。

ここにはそんな利用者なんていないし前に利用してた人でもない。この人、自体存在しないのだ。

ただ僕はこの名前を知っている。

生まれて間もなく亡くなった僕の兄さんに付けるはずの名前だったんだ。

僕には兄がいるはずだったって昨日の夜聞かされていた。

なんでその話になったかはわからない。

それにその洗濯物が兄の物だって確証はない。

ただ僕には偶然とは思えない。

だから明日その洗濯物を持って墓参りに行こうと思ってる。

今も悲しそうなうめき声だけ微かに聞こえる。

怖い話投稿:ホラーテラー 僕さん  

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