短編2
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地獄の豆腐屋

私の家の近くには地獄の豆腐屋があります。

お使いに行く子ども達は皆2度と帰ってくることはありません。

私は地獄の豆腐屋を恐れて今まで近付いたことはありませんでしたが、好奇心は人間の性です。

私は行くことにしました。

ただ行くだけでは恐らく殺されて死んでしまいます。

だから私は忍者になりました。

忍者カメタンクいざ参る! ニンニン…! 地獄の豆腐屋は薄暗い場所でした。

忍法!忍び足! ニンニン! 私は忍者です。

物音一つ立てません。

ニンニン… 衝撃の光景を目の当たりにしました。

近所の子ども達が働いていたのです! 忍法!木の葉隠れ。

私は身を隠して観察しました。

子ども達の様子が変です。

体が腐っています。

腐乱臭がしました。

ゾンビだな。

私はすぐに理解しました。

さすが地獄の豆腐屋だな! 私はここでミスりました。

トレーをひっくり返したのです。

ゾンビはやってきます。

忍者カメタンクの危機です。

ふふふ忍者を舐めるな! 忍法壁抜けの術! ニンニン! バターン! 私は豪快に壁に激突しました。

痛くて頭がクラクラします。

そして一方ゾンビはゆっくりと近付いてきます。

に、忍者を舐めるな! 今度こそ! 忍法すいとん! ニンニン… 私は腰のストローを口にくわえて、豆腐用の水槽に入りました。

く、くるちぃ~… 息がままなりません。

しかし、ゾンビ達は通り過ぎてくれました。

忍者バンザイ! こんな場所は燃やしてやりたくなりました。

忍法!かとん! ニンニン マッチの火をつけました。

地獄の豆腐屋が燃えていきます。

しまった自分の逃げ道が! 火に囲まれた私は壁に追い詰められました。

に、忍者もここまでか! 壁抜けを何度も試しましたが、壁に激突するばかりで私は激しい痛みに失神しました。

ニンニン…

怖い話投稿:ホラーテラー カメタンクさん  

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