短編1
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看護婦

足を折って入院した。

夜中にトイレに行き、部屋に戻る途中看護婦さんに会った。

「さっきナースステーションの前通ったら初めて見る看護婦さんいたよ。若い子。」

『私は見回りしてたし、他の人もなんだかんだで出払ってて誰もいないはずだけど』

「そうなの?机でなんか書いてたみたいだったよ。」

話ながらナースステーションまで一緒に戻って来た。

そこで別れて部屋に戻りかけたその時。

『きゃっ!』

引き返し看護婦さんのところへ行ってみると、看護婦さんは机を指差してた。

机の上には日誌か何かがあり、真っ赤な字で

ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい………

そこはトイレ行くとき見掛けた看護婦が座ってた場所だった。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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