山道を車が走っている。
A「あれ、あんな所に髪の長い女が手を振ってる。なんか怖いなあ。幽霊かも。この辺出るっていうし」
B「いいじゃん乗せようよもしかしたら美人かもよ」
A「怖いなあ。でも本当に唯,乗せてもらいたい人かも」
B「そうだよ乗せたほうがいいよ」
A「あのどうかしたんですか」
女「C市まで乗せてほしいのお願い・・・」
B「俺Bってゆうの。よろしく」
女「あたし○○ってゆううのよろしく・・・」
A(ホッ。何か声は不気味だけど自己紹介したぞ。普通の人かもな)
A「俺Aってゆうのよろしく」
女「・・・」
A(なんだ急に黙ったぞ。なんでだ。もしかしたらやっぱり)
B「ねえ君どっから来たの。」
女「D市から来たんだけど道に迷っちゃって・・・」
A(なんだD市から来たのか。あれ?でもおかしいぞ女が一人でこんな山道に行くはずがない。やっぱりこの女・・・)
A「あの・・どうしてこんなところに来たんですか」
女「・・・」
A「ああ怖い!やっぱりこの女・・・!!」
やがて女の目的地のC市が見えてきた。
A(ああやっと怖い思いから脱出できる!!)
A「あ・・あのそろそろ着きますよ・・・」
女「そう・・・ありがとう・・・」
女はAの方に顔を向けた。
その顔は恐るべき不気味な顔をしていた。
A「ギャァ~~~!!!!」
Aはそのまま車から飛び出しC市へ逃げてしまった。
女「プッ・・・アハハハハハハハハハ!!ああ可笑しい。ちょっとメイクして変な声出せば誰だって驚くんだもん。ごめんなさいね。Bさん悪気はなかったの。ちょっとAさん呼びにいって来るね」
と女は助手席の方を見た。しかしそこには誰もいなかった。というより最初からいない雰囲気だった。
かつてBという男がバイクの運転中この山道で事故にあって死んだらしい。
怖い話投稿:ホラーテラー ジョークさん
作者怖話