続 なんかないの?なんかないの?

短編2
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続 なんかないの?なんかないの?

数日後、度重なるFの嫌がらせともいえる行動に嫌気がさし、きつく注意したらさすがに反省したらしく、それ以降は普通に接してきています。

しかし、私と同じような立場の人がいました。その人をSとします。

製図課題の対象になっている、実在する現地の敷地見学にSが車で行った時に起こった出来事です。

夜、Sが調査を終え実家に帰ろうとした時の話です。Sは、私たちとは違い、埼玉にある実家から大学に2時間かけて通っています。

S「ん?あれは?」

車のバックミラーには、原付に乗ったFが映っていました。

顔はヘルメットでわからなくても、迷彩服と夜でも光る赤いバックを身に着けていました。普段大学がある日も同じ服装なので、一発で分かったそうです。

S「へぇ、あいつも今日来てたんだ。」

ある大きな交差点でSは右に曲がりました。

Sの実家は右です。左に曲がって千葉方面へ向かうと大学に着きます。

しかし、FはSの後にピッタリとついてきています。

S「え・・・Fは実家に帰るのかな?でも奴の実家はこっちじゃないはずなんだけど」

Fは茨城に実家があるので、Sとは数km手前の交差点で別れるはずです。

大学方面はなおさら行けません。

それでもついてきます。

Sは恐怖にかられスピードを上げました。

S「なんなんだ!?あいつは・・・・それになんでこの車が俺のだと知ってるんだ??」

Sは思い出しました。Fに自分の携帯を勝手に見られたことを。

S「しかも俺んちの車の写真が入ってたっけ・・・ナンバー付きで・・・・・」

30分経ってもなおついてきます。

しかもヘルメットをはずしてニヤつきながらついて来ます。

S「道路交通法破ってまで・・・怖っ」

Sが実家に着いた時に、Fもバイクから降りました。

S「何なんだお前!!!何か怨みでもあるのか!!!」

F「違う違う。君の携帯の中に住所が入って無かったからさv。知っておきたいなあと。ふむふむ。●田市▼▽町1-■か。」

とそばにある電柱に貼られた番地札を読み上げました。

そしてFは帰っていきました。

それを聞いて私は寒気が・・・・

他の人たちも同様な被害にあったそうです。

しかし今のFは普通の人間??になりましたが・・・

怖い話投稿:ホラーテラー おぉーぉん!!!!!さん  

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