短編2
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山奥のお墓

私が実際に経験した話です

とある夜ことでした。

私(A)と先輩二人(B・C)と先輩の彼女(D)の四人でドライブをしていました。

時間は夜1時を回った頃、もう帰るかっと言う空気になったときCが

「面白い場所に連れてってやるよ」

と言い出しCの道案内の通り私は車を走らせました。

30分くらい車を走らせた私は隣の市とのさかえにあるいわくつきのトンネルに行って脅かそうとしてるなと思いました。

ところがCが

「そこ左曲がって」

A 「真っ直ぐでないの?」

と聞くと

C 「いいから左に曲がって」わけも分からず左へ

すると山道が一本見えて来ました。

車一台分くらいの広さで木々が立ち並ぶ少し不気味な道。

C 「このまま一本道だから」と言われ私は車を走らせました。

山道に入りとても暗いので私はライトをハイビームに切り替えた時あることに気づきました。

ライトの光がゆっくり上に上がりハイビーム状態になったと思えばまたゆっくり元に戻るのです。

おかしいなと思いハイビームを切ってもその状態は変わりません。

なんかヤバイ場所に来たかなとか思いつつ車を走らせていたら

急にライトがハイビームに直りました。

そのライトが照らし出したのは道を塞ぐように大勢の人が立っていたのです。

もしかしてと思いCに

A 「この先墓地あるの?」

と聞くと

C 「よくわかったね」

と笑いながら答えました。

やっぱり私にしかみえていないと思いもう一度よーく見るとすごい形相でこっちを睨んでいる。

怖いという気持ちより先にヤバイと思い車をUターンさせ急いで引き換えしました。

そこはいわくつきのトンネルの真上、もう使われていない墓地だったのです。

必死に車を走らせ明るい道に出た時車の窓を見るとたくさんの手形が付いていた。

おそろしなり今日は帰ろうと思い家に帰ろうと車を走らせてる途中、ふとバックミラーに目を向けるとCの後ろから子供がすごい形相で睨みつけているのです。

みんなを家に送りバックミラーに目を向けるとなにも見えませんでした。

そんなこも忘れ一週間がすぎたころ電話が

その電話がBからでした。

「落ち着いて聞けCが事故った」

なにがなんだかわからず病院へ駆け付けた私はビックリ

寝ているCの横であの時の子供がニヤリと笑いながらCを見ていました。

するとゆっくり消えていったのです。

次の日Cから詳しい話を聞くと夜家への帰宅途中急に子供が飛び出したところ避けようと思いハンドルを切ったがそこに電柱があり激突。とのことなのだが時間は夜の2時。子供が一人でいるわけがなく現場検証でもそんな痕跡は一つもなかったそうだ。

みなさんも心霊スポットに行くのはいいですけどこういうことがあるのでご注意を。

怖い話投稿:ホラーテラー AKさん  

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