中編6
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杉沢村

長文になります。

杉沢村

有名な話になかったので投稿しておきます。

注意)ほとんど作り話かも。そして勝手にアレンジしてます。

杉沢村とは青森のどこかにあるようで、浪岡や岩木山付近と色々と場所の推測がされています。ですが実在しない次元のはざま?的なことも言われており伝説みたいになってるそうです。

この村では一人の男が発狂して村人全員を殺し自分も自害した、その後は悪霊の住処になっているそうです。村にはいくつかの特徴があります。

一つ、村の入り口に古い鳥居があり、その下に髑髏の形をした石がある。

二つ、森の中にあるそうで、その鳥居の奥を行くと看板がある。「この先入るべからず、入れば二度と戻れる保障はない」みないな感じの物があります。

三つ、更に奥に進むと村があります。家がいくつかあるそうですが、廃墟化していて、まだその当時の血糊がついているとか。

四つ、その村には八つの家があるそうです(これは八墓村から勝手に想像)

五つ、その八つの家のどれかに村人を皆殺しにした男の家がある。

六つ、この村は伝説? 作り話であると言われているが、そこに行く方法があるそうだ。

七つ、場所の特定が困難であるが、確か岩木山付近に森があり、その奥に八つの廃墟化した家があるそうだ。そこが杉沢村かもしれないそうだ。

八つ、杉沢村に行くには八人で行かなければたどり着けない。

と色々勝手にアレンジしましたが(いくつかは噂としてあるようだ)、友達がそこに→岩木山付近の森奥にある八つの家がある村?に行ったことがあるとか、ないとか聞いたので、その話をします。

私の友達は高校から心霊スポット巡りはまっており、クラスの連中連れては廃病院や有名な心霊スポットに行ってました。

その当時アンビリーバボーという番組でネット上で「杉沢村」と言うのが噂されており、それを調査するっていうのをやってたんです。youTubeとかでも検索すればでてくると思います。

その時青森の岩木山にも撮影しに来たそうで、岩木山付近の森奥で八つかな?家がある村らしきものを発見したそうです。

人は住んでおらず、家具もそのまま。家の中は好き放題あれていますが、誰かが住んでいた形跡が確かに残っていました。

その時の撮影では何も起きなかったようですが、その番組を見た友達Aが他の友達を連れ、杉沢村に行ったんです。

その時はネットで噂されていたことで杉沢村には「行く人数」により起きる現象が違うとかなんとか、また「八つの家に七人の生贄と、その生贄をささげる代行者、八人が行かなければならない」とか「七人の生贄は七つの家に住んでいた殺された村人を表している。

そして代行者はその村人を殺した男を表している」なんてことが噂されていました。そんなことがあり、友達Aはクラスからあと七人の男を連れ杉沢村(仮)に行きました。

杉沢村(仮)はその番組の撮影で行く道中も撮影していたので、大体の場所を搾り出すことができました。またその付近の住民にも村のことは知られているようで、なんとか杉沢村(仮)に着いたそうです。

そこには古い鳥居はありましたが、髑髏の形をした石は見当たらず、とにかく八人で村に入って見ることにしました。

この時、彼らは村についたらあるゲームをしようと話していました。そのゲームとは夜中0時を回ったらトランシーバーを各自一個ずつ持ち、各家に一人ずつ入る。

そして一人一人順に連絡を取り合い、現状を報告していく。もし途中で連絡を絶やした者は、つまり怖くなり一番最初に家を出てしまった者は罰ゲームを受ける。

そのゲームとは一番最初に家を飛び出した奴を捕まえて、縛り上げ、家に一日閉じ込めておくというかなりやばいゲームです。

友達達は夜中0時にそのゲームを実行しました。村にはその前に着いていましたが、夜中の八方を森に囲まれた不気味さありましたが、なかなか異変が起きずゲームをすることで楽しむことにしたのです。

友達A、B、C、D、E、F、G、Hと八人が各家にトランシーバーを持ち入りました。

友達Aは一番古ぼけた白い壁の家に入ったそうです。その家はかなり破損が進んでおり、一階は床は剥がされ箪笥や服テーブルが散乱しており、立つのもやっとという所でした。

そこで二階にあがり、寝室と思われる窓が一つついた部屋に入りました。そこもかなり荒れていたそうですが、一階程ではなくそこに腰を落ち着かせることにしました。

友達Aは時刻を確認し、夜中0時になるとゲームを始めました。

A「皆家の中に入ったか?」

B「こっちはOK!」

C「俺もいいよ」

D「俺も」

E「こっちも」

F「いいよ」

G「大丈夫!」

H「……」

皆威勢よく返事を返すが、一人だけいつまでたっても帰ってこない。Hだ。どうしたのだろうかと、AはトランシーバーでHに呼びかけた。

A「おい、H返事しろよ!」

H「……」

やはり返事がない。ゲーム開始早々何か起きたのか?Aは胸騒ぎを覚え、他の友達にも連絡をとってみた。

A「皆大丈夫か?」

B「どうした?」

C「大丈夫だよ」

D「Hはどうした?」

E「俺も平気だよ」

F「俺も」

G「……」

今度はGが答えない。いったいなんのいたずらだ? それとも先に家から出させようという作戦か?

不思議に思いながらも、連絡をとり続けていると、一回の連絡ごとに一人、また一人と連絡が途絶えていった。

さすがにやばいと思ったAは残ったBに呼びかけた。

A「なぁ、Bこれってやばくないか?」

B「……」

しかし、Bの返事はない。ついに自分一人だけになってしまった。まさか――。

これがあの噂なのか? 七人の生贄……。だとしたら。

急にAは怖くなり、猛ダッシュで家から外に出た。しかし、外には誰もいない。闇に包まれた家だけが並んでいる。そこで、トランシーバーに連絡が入る。

「Aの負け〜!」

皆の陽気な声が聞える。どうやら騙されたようだ。皆グルになり自分を騙していたのか。その連絡の後各家から皆が出てきた。

罰ゲーム。

Aは反論したが、皆は頑として聞かずAがいた家に連れ込まれ縄で柱に縛り付けられた。

A「ったく、卑怯だぞ、おめーら! こんな手つかって」

しかし、皆は笑うだけで答えない。

何か変だ。その時Aは気づいた。

皆口は笑っているが、目が恐ろしいほどぎらついていた。

A「お、おい、お前ら……」

B「……」

Bが笑うのを止める。それにつられ他の皆も静まる。そして何を思ったか皆頭を上下に揺さぶり始めた。ブン、ブン、ブンと何度も。異様な光景だった。Aを取り囲み、皆ひたすら頭を振り続けている。

A「な、なんの――」

Aが口を開いた時、皆同じ言葉をぶつぶつ呟きだした。何を言っているか聞えなかったが、次第に声が大きくなる。

「――せ」

「――せ!」

「――ろせ!」

「――ろせ!」

「●――こーろせ!」

「●●――こーろせ!」

聞いたこともない名前を言いながら、皆頭を振りつづけた。そして、皆がいっせいに隠し持っていた大きな石を掲げた。そして次の瞬間――。

あの後、友達Aは奇跡的に生還した。あの時、石で頭を殴られそうになった時、こう叫んだそうだ。

「俺の名前は○○だ!」

●●とは違う、自分の名前を叫んだ後の記憶はないそうだ。起きた時には、自分を囲むように皆が倒れていた。皆も気を失っていたようで、何事もなくすんだ。

ただ、皆の手にはまだしっかりと石がにぎられていたという。

杉沢村――その入り口に立つ鳥居の下にある石。髑髏の形をした石とは、殺された村人の恨みの形であるのかもしれない。

ここからは推測だが、おそらく友達Aがいた家こそが村人を皆殺しにした男の●●の家であり、そして七人の生贄に殺された村人がとりつき、Aを●●だと思い殺された恨みを晴らそうとしたのだろう。

もし、友達が自分の名前を叫んでいなければ村人はわからず、新たな血に染まった髑髏の石を生み出していたかもしれない。

怖い話投稿:ホラーテラー Yさん  

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