短編2
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電話

これはある女性がマンションで一人暮らしを初めて数日が経った頃のお話。

私の住んでいる部屋は7階にある。引っ越して来てまだ三日しか経っていない。

仕事が終わり今夜私がやることは身内などに自宅の電話番号を教えることである。

身内といっても両親と数人の友達だけであるが。

11時に自宅に着き、電話番号を教え終わると0時に電話がかかってきた。

私は、さぁーて1番最初に話すのはだれかなーっとわくわくしながら電話のディスプレイを見ると「非通知」と表示されていた。

私は少し落ち込みながらも受話器をとった。

私「はい、もしもし」

相手「・・・ヤル」

私「はい?どちらさまでしょうか?」

相手「・・・シテイル・・・」

プツ、プープープー

電話が切れた。

今の電話はなんだったんだろう?気味の悪い男の人の声だったけど。間違え電話かな?

しかし、その電話は毎日かかってくるようになった。

気味が悪くなった私は警察にこの事を伝えることにした。

今までの事を警察に話したら

警察「そうですか、わかりました!次電話がかかってきたら私たちの警察署の方で逆探知してみましょう。あ、会話は長めにお願いしますね!」

そしてその夜

非通知で電話がかかってきた。

私「はい、もしもし」

相手「・・・シテヤル・・・シテヤル」

私「あなたなんなんですかっ!なにをするんですかっ?」

相手「・・・ロシテヤル・・・コロシテヤル」

プツ、プープープー

電話が切れた

私は青ざめた

またすぐに電話がかかってきた。

ディスプレイには「警察署」としるされている。

私「はい・・もしもし」

警察「逆探知できました・・・いいですか落ち着いて聞いてください」

私「なんですか?早く言ってください」

警察「あなたは今すぐその部屋を出てください」

私「はい?なんでなんですか?」

警察「電話をかけてきてたのは隣に住んでる人です」

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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