短編1
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椅据之織(前)

椅据之織

[いすえのき]と読みます。

これは私の産まれ育った

〇〇県〇郡にある小さな集落の話です。

物心ついた頃から気になっていた

家一つ一つにくくられた「赤い布」。

勿論私の家にもです

それが何を意味するのか

両親に聞いても真意は聞けずじまいのままでした。

しかし12歳の冬休みに

シンゴ君と私

友達のユウキ君の家で

お泊まり会をした時の事。

テンションの上がった3人は眠れずに

部屋でココアを飲みながら

深夜番組を見ていました。

シンゴ君が「トイレに行きたい」

と言うのでユウキ君が

道案内をしに付いて行き

私は一人で部屋に残る事になりました。

退屈しのぎにカーテンを開け

曇った窓に指で絵を書いていた時

フと視界の右下が気になったのですが…

怖くて直視出来ませんでした。

すると二人の声が聞こえ

安心した私は思いっきって下を見ました。

その違和感は「赤い布」

言い様のない恐怖感に襲われ

カーテンを閉めました。

それとほぼ同時に

二人が戻ってきたので

丁度良いと思い

「あの赤い布って何やろ?」

と聞いてみました。

ユウキ君「知らんわ、俺も気になる」

シンゴ君

「ちゃんとは知らんけど…」

話を聞くとこうでした。

続く

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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