中編5
  • 表示切替
  • 使い方

藁人形

僕は3年前の夏に友達6人と肝試しに行こう。

っと話になり、ある神社へ行く事になりました。

そこでは神社の裏に木がありそこで、藁人形を釘で刺し金づちで叩いている人がいるっと聞き冗談半分でついて行きました。

神社に着いたんですが、道が舗装されてなく車を置き歩いて山道を上がりました。

途中、廃車になった車が捨てられており、不気味さや緊張感を感じさせました。

階段を登り神社の裏へ廻るのに狭くて一人ずつ並んで行く事になりました。

ジャンケンして僕は1番最後になりホッとしてました。

恐る恐る裏に行き覗いて見るとそこには、それらしい人はなく1本の木がありました。

木には大きく長い釘が刺さっており、地面には藁だと思われる燃えカスが沢山ありました。

その生々しさに怖くなり帰ろうって事になり、また順番に戻って行きました。

僕は最後だったので後ろばっかし気になっていました。

先頭が階段を降りて「うわぁー」っと叫び走りました。

続くようにみんなが叫び走りって行きました。

冗談で怖がらせる為に言ってるんだと思い、「待てやー」って怒り気味に言いました。

良く見ると前に、いた友達が廃車の車を見ていて叫んでたんで、僕も覗き混んで見ると

そこには老若男女もわからない、とてもこの世の物ではない、ただ人型の(ミイラっぽい)生き物が車から僕を見上げていました。

ビックリして僕も叫んでしまい慌ててみんなの方へ走りました。

が急ぎ過ぎた為に片方のサンダルが飛んでしまい、そのまま逃げてしまいました。

みんなで「さっきの見た?なにあれ?気持ち悪い。

幽霊?人間?」って言っていたら僕がサンダル落としたって言いました。

勇気ある2人が取りに行こうって言ってくれて2人は再び戻りました。

サンダルから大体2メートルの所で「やっぱ無理じゃわ」っと友達の声がし、「なんで?」っと聞き直したら「サンダルにカマが刺さってる」っと返事があり怖くなった僕達はサンダルは置いて帰りました。

そして本当恐怖体験はここから始まりました。

そこは丑の刻参りが有名な神社で岡山県にあります。

藁人形、丑の刻参りの神社の話の続きですが、帰りの車の中で一人多い気がしてみんなでその空気の重さに耐え難い恐怖と鳥肌で帰りました。

本当の恐怖を感じたのは翌日からでした。

当時、僕は彼女と暮らしており彼女の方が仕事が終わるのが遅く晩御飯を作る事が多く帰ってくるまえに洗い物をしていました。

手を滑らせコップが足の上で割れてしまいガラスが刺さりました。

対したケガじゃなかったんですがサンダルがカマが刺さった方だったのでその時を頭が過ぎって怖くなりました。

それから何日かが過ぎ毎日1回だけ、非通知で電話が続き、別に気にかけてはいませんでした。

ある金曜日に会社でアルバイトから怖い話を聞いて「あそこに女の子が見える」って聞いていて怖くなってたけど、その日に限って夜中に会社の戸締まり当番をしていました。

運送会社なんで大きい倉庫の戸締まりです。

全て確認するのも時間がかかるんですが一人でしてました。

全ての戸締まりを確認し、電気を落とし、携帯の明かりで2Fから出口へ歩いて行きました。

倉庫では色んな場所にスピーカーがあり仕事中は音楽が流れたり、内線呼び出しの為のスピーカーがありました。

その日に限り切ったつもりのスピーカーが雑音が流れており気にせず出口へ急ぎ、急いでる事にも怖くなり出口前で大音量の音楽が流れはじめました。

ビックリした僕は慌てて外に出て何が起きたのか考えられないほど恐怖でいっぱいでした。

上司にすぐに電話し異常が起きた事を伝えると「責任をもって切っておいで」って言われました。

「無理です」っと何度も言ったのですが、説得され嫌々また倉庫へ戻る事になりました。

ちょうど、その頃に同じ会社のトラックの運転手が荷物の積み込みをしており、大音量の音楽も聞いていました。

僕は一人で行くのが怖く運転手に「一緒に行ってもらいたい」と頼みました。

ですが運転手もなにかに怖がっており、「忙しいからごめんな」って言われました。

渋々一人で行く事になり、また戻りました。

目的地に着き扉を開けた瞬間、懐中電灯で誰かに顔を照らされ「誰ですか?」っと聞かれ「会社名、氏名」を答えました。

そうすると電気がつき、警備員だと気づきました。

僕が「なにかったんですか?」と聞くと警備員が「建物にありえない異常があり来たんだ」と言いました。

そのありえなえない異常というのが防犯の為のセキュリティセンサーが全部で27個あるのが全て異常が出ているという話でした。

27人が同時に扉や窓やシャッターを開けないとありえない話らしく勝手にスピーカーが鳴ったのもそれが原因だと思いました。

その後、警備員や警察が来て調べる事になり僕は帰る事になりました。

帰宅中にまた非通知から電話があり、その後すぐ運転手から電話がありました。

内容は「あの大音量の音楽はなんだったの?」と言われ、セキュリティの異常だと話しました。

そうすると運転手が「実は音楽が急に切れてスピーカーから女の子の声で『おかさん、あついよ』って言ってたよ」と聞き僕は鳥肌がたちました。

アルバイトも女の子がいる。

運転手も女の子の声。

驚かすにも出来過ぎた話でどちらも真実だと感じました。

関係あるかわからないですが段々とそれが僕に迫ってくる恐怖で僕は言葉がありませんでした。

投稿読んでくれたから読みにくくてすみません。ちゃんと改行致します。

では続きです。

非通知からの電話を毎日のようにかかってきて頭がおかしくなりそうでした。

会社での出来事から何日かが過ぎある日、その当時に付き合ってた彼女に「昨日の夜の事覚えてる?」と聞かれ「え?なんの事?」と聞き返しました。

その話は僕が寝言ではなく誰かの代わりに喋っていたという話でした。

全てを聞いた僕は自分がそんな事になった自分が信じられなくて、嘘とも思えませんでした。

内容ですが、寝ていた僕が夜中に急に起き上がり泣き出したらしいです。

彼女が心配したらしく僕に話かけました。

「どしたの?なんで泣いてるの?」

僕は何も答えないまま泣き続けました。

しばらくしてやっと泣きやみ、ボソボソっと喋りました。

「わたしは○○神社にお父さんと行き階段の1番したの段に埋められた。やめてやめてって叫んだけど、やめてくれなかった」っと女の子の声で。

そして最後にこう言ったそうです。

「うし、こく、きざむ」

話を聞きいて信じられなくて、でも彼女には肝試しを行った事は言ってなかったんでおかしいと思い信じる事にしました。

その後、彼女と僕は寝言を言ってる人に話かけてはいけないっという話を聞いたりして嫌な事が重なったのかなって思いました。

広島でお払いしてくれるお寺があると知りお払いをしてもらい行きました。それからは怪奇現象や非通知電話もなくなりました。

これからは遊び半分でそうゆう所には行かないようにしています。

たまに今でも非通知があるのは関係ないですよね?

僕の本当に怖かった実体験でした。

長々とありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー ニキータさん  

Concrete
コメント怖い
00
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ