短編2
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ちがう…

ある日私は彼女とドライブに出かけました。

最近彼女との仲が良くないんです。

彼女は私が浮気してるんじゃないかと疑っていて、いつも「浮気してんじゃないの?」と問いつめられます。

なので、彼女と仲を良くするために出かけました。

しばらくドライブしていると、以前彼女とドライブに来て怖い体験をした広い公園にいたのです。

それは、私と彼女が乗ってる車を睨む女を目撃したことです。

あの時は夜中で、私は車を止めて彼女とイチャついてました。

すると突然刺すような視線を感じたのです。

私は辺りを見渡しました。

すると助席側の窓の奥、約40メートルほど先の街灯近くでにわかに明かりに照らされて女がボウっと立ってこちらを見ているのです。

私と彼女は怖くなりその場から逃げ出したのでした。

まさか、何気なく運転してたらこんなとこへ来てしまったのです。

「ヤベっ!この間の公園じゃん!ちがうとこ行こ」

「そ、そうだね」

今日は彼氏がドライブに誘ってくれた。

いつもわたしが怒ってばかりだからだろう。

久しぶりのドライブに心が浮かれてた。

しかし、しばらくしてあの公園に来ていたのだ。

私が怖い体験をしたあの公園に…

あの時私は彼氏と一緒にここに来ていた。

芝生の上に彼氏と寝転び夜空を見ながらイチャついていたのだ。

すると突然車があらわれたのだ。

こんな良いムードなのに何なのよ。

私は立ち上がり、車を見た。

真っ暗だったので良く見えなかったが、車内の明かりでにわかに人が見えた。

私は恐怖で立ちすくした。

…こっちを見てる

顔まではわからなかった。

けれど、確かにこっちを睨んでる。

すると車が動きだしたのだ。

こっちに来るの!?

私は彼氏と一緒に走って逃げたのだ。

「ヤベっ!?この間の公園にいるじゃん!!ちがうとこ行こう」

「そ、そうだね」

「いやーまじこの間は怖かったよな」

「ほんと!すごい見てたよな」

「なんだろうね。あの男」

「いや、女でしょ」

「男だったよ!なに見てたの?」

「女だから!お前こそ何みてたの?」

「はぁ?だからぁ…」

「だからなに?…」

あれ…

ちかう…

車内が一気にこおりついた。

お互い冷や汗がでる。

沈黙がつづく

ちがう。こいつじゃない。

あの時浮気相手といたんだ!!!!

ふたりはそのまましばらく黙りつづけた

怖い話投稿:ホラーテラー Kさん  

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