短編2
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屋上と花畑

白い壁に色気の無い手摺りが付いた階段…

ここは病院かな?

俺は何故か

階段を上へ上へと屋上に向かって急ぎ足で上っている

やがて 上へと続く階段は無くなり 屋上の無機質なドアを遠慮がちに開く俺…

眩しいな…

外はよく晴れていて

屋上だというのに辺り一面【解放的】な花畑が広がっている

    ???

足が勝手に前進?

花畑の中に…と思いきや

花畑まで通り過ぎてる??

さすがに焦ってきた…

ここまま前進し続けると

転落防止用の網すら無い文字通り【解放的】な屋上から....

止まれ!言う事聞けよ!

足に神経を集中させるも

健闘虚しく まるで地面に吸い込まれるかのように急降下!

空気の抵抗で息が出来ないし痛いくらいの耳鳴り…

地面が迫ってくる!!!

…死ぬ!?

今まさに

叩きつけられる瞬間!

体に力が入り飛び起きる

   …夢か…?

変な夢だったと思いつつもすぐまた夢の中へ…

また階段…ドア…

綺麗な花畑に解放的な屋上…

そして 自分の意思とは関係無しに前進する両足…

転落に耳鳴り…

体に力が入って跳ね起きる…

…何回同じ事を繰り返したんだろう?

回数を重ねる度に

さすがに夢だと解ってきた

また階段…ドア…

綺麗な花畑に解放的な屋上…

今度は自分の意思で歩みを進め 花畑を避けつつ飛び降りてみた

また 叩きつけられる瞬間に目を覚ます

しかし違っていたのは

飛び起きなかった事と次は変な夢を見る事無く快眠出来た事…

この体験は何だったんだろうか…

今となっては

謎だらけだw

怖い話投稿:ホラーテラー 海斗さん  

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