あるカップルの話です。
ある日、彼氏が
「あの山、昔女の人がバラバラに殺されたらしい!行ってみない??」
と言って2りで言ったそうです。
夜中の2時ごろ、山奥に車で行って、着いたけど彼女が、
「やっぱり、こわいからやめようよ」
と言ったそうです。
彼氏のほうも怖かったらしく、
「そうだね、あっ!俺ちょっとトイレ行ってくる」
と言ってトイレに行ったそうです。
彼女は「いってらっしゃい」
と言って、1人になったので車の中で寝ていたそうです。
そうして、何分かしたら車の窓を「コン、コン」と叩いてくる音がしたそうです。
隣を見たら、彼氏はいなく、彼氏がちょっとじゃれてるんだなと思って
「もう、じゃれるのとかいいし、ホントに怖いからやめて」
と言って、もう一回寝たそうです。
そして、朝になって起きたら、まだ隣に彼氏がいないので、車の外に出たら、車の周り一面に血がついていたそうです。
怖くなった彼女は、警察に連絡しました。
そして、何分かすると警察が来て、色々な事を聞かれたそうです。
警察に、
「彼と最後に会ったのはいつですか??」
と聞かれたので
「夜中に、外から車の窓を叩いてきたのが最後です。」
と答えると、警察が
「それは、なぜ彼だとわかったんですか??」
と聞かれたから、彼女が
「彼の薬指におそろいの指輪をしてるんです。それで、わかりました」
と言ったら警察が
「車のドア、開けなくて本当によかったです。他のは見つかっていないんですが、車の下に彼氏と思われる腕が落ちていたんです。おそらく、犯人がその腕を持って窓を叩いていたと思います。もそも、ドアを開けていたら、あなたも殺されていましたよ。」
怖い話投稿:ホラーテラー ゆかこさん
作者怖話