短編2
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血を吸う者(続)

続きです。

結局何も無かったので帰りましたが、やはり昨日の事が頭から離れません。

すると友達から着信がありました。

仮にAとします。

A「やっぱり昨日のこと気になるし夜行かへん?もう1人連れ呼ぶし!」

俺も怖かったですが3人いたら、まあ大丈夫だろうと思い行くことにしました。

その夜…

A「ここだよな?昨日そいつが出た場所」

俺「おお…今日も出るかな…?」

B「見つけたら写真撮ろうぜ!面白そうやん」

俺「馬鹿!んな事して狙われたらどうすんだ!」

A「大丈夫だよ、こっちはバット持ってるだぜ(笑)」

そうこう話していると、あの声が…キュエ…キュエ…

俺「来た!やっぱり帰ろうぜ」

B「何言ってんだよ、見つけたらボコボコにしてやるぜ」

A「お、おい!いたぞ!」

俺、B「うお!!」

いました。

アイツです。

キュエ…キュエ…ジュルジュル…

俺はその時確信しました。

コイツ血吸ってんだ!

その光景にAもBも硬直しています。

恐怖のあまりBが手に持っていたバットを落としました。

カランカラン…

その瞬間こっちに気付いた!

もの凄いスピードでこっちに向かってきます!

3人とも泣きながら逃げました。

気がつくとAの家の前に着いてました。

その日俺とBは、Aの家に泊めてもらいました。

その日以降ソイツは現れませんでした。

あの生き物は一体何なんでしょうか?

知っている方いたら教えて下さい。

ありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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