短編2
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手紙

あれは忘れもしない9年前の、美容学生時代の話です。

新宿の西口から徒歩12分くらいの、6畳ワンルームのデザイナーズマンションに住んでた友達の話です...

ちょうど夏終わりの風の冷たくなる時期のことです。夜間の学校で帰りは22時くらいでした。

誰かしらいつも泊まりに行くくらい過ごしやすい場所で、もちろん新築でした。

202号室、○○村っていう今もあるマンション。

その日も一人友達が泊まりに行きました。

いつものように酒をひっかけて新宿の西口からマンションに向かう途中、ふと垣根にボストンバッグが落ちてました。

なにも知らない友達は、おもむろにバッグを拾い上げ、振ったところ、お金の音が聞こえたそうです...

(やった!)と思い、少し離れた所で、中身を見たらバッグの中は就職情報誌のanとFROM-Aと衣類と一円玉と五円玉。

そして、一通の手紙...

その手紙は、田舎のお母さんからの息子へあてた手紙でした...

内容は、実家の畑が悪天候で不作になってしまった、秀(バッグの持ち主で、おそらく息子さん)は仕事順調ですか?_たまには連絡くださいと

まぁ なんてことない母からの手紙でした。

バッグの中身がそんな感じだったので友達はまた途中で捨てて帰宅したそうです。

家に着くとさっき捨てたはずなのに一人の友達が、手紙だけ持ってきてしまいました。

酔っていたので、面白半分で。

そうしたら、その日から不思議なことが僕たちのまわりで起こり始めたのです。

怖い話投稿:ホラーテラー 秀さん  

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