短編2
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ごめんねジェリー

某マンガにあったんで載せました。

私に友達が出来たのは忘れもしない十年前の秋。引っ込み思案でいつも一人で遊んでた私にきずかい、父親が連れてきた友、

それがジェリーだった。

私とジェリーはいつも一緒だった。まるで本当の友達見たいに。

色んな芸も覚えた、ジェリーの十八番は

『まて』

だった。

どんなご馳走を前にしても私が『まて』と言えば、ジェリーはいつまでもまった。

ジェリー以外友達はいらないと思ってた私だったが、そんな思いとは裏腹に、ジェリーに興味を持つ子ども達が、私の周りに増え始め、いつの間にかジェリー以外の友達も沢山出来ていた。

それから私の興味がジェリーから他にうつるのは、時間の問題だった。

私が遊ぶ時は必ず

『まて』

と十八番を使った。

ジェリーは私が帰るまで動かず待ってた。

そんな中父親の店が倒産した。裕福だった私達は一気に没落した。

私達は借金とりに追われるはめになった。

自分らの生活もままならないなか切り捨てる対象は、子どもの私でも、分かった。

必死について来るジェリーに私は冷たく、

『まて』

といい逃げるようにさった。

それから数ヶ月、私はまちに戻って来た。

『ジェリーに会いたい』

その一心でまてといった場所まで戻って来た。

ジェリーは一歩も動かず待っていた。

私がジェリーを撫でるとジェリーは微かに尻尾をふり動かなくなった。

私は泣いてジェリーに謝ると、後ろにいたおじさんが、

『…詫びることは無い。奴はずっと待ってた。そしてお前さんは戻って来た。それ以上何がいる?ジェリーはちゃんと生きている。』といった。

『どこに?どこにいると言うのよ?』

私が怒鳴ると、

『それは勿論、お前の………………………………お前の後ろにだぁぁぁ!』

『ぎゃぁぁぁぁ』

おじさんは叫びながら犬の化け物に変わった。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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